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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.06.15 00:00
更新日: 2018.02.17 00:43

ル・マン24時間:4時間後もトヨタが首位キープ


 第82回ル・マン24時間耐久レースは14日、決勝レーススタートから4時間が経過し、ポールポジションからスタートした7号車トヨタTS040ハイブリッドがトップをキープ。20号車ポルシェ919ハイブリッドが2番手、アウディR18 e-トロン・クワトロの2号車が3番手、1号車が4番手につけている。

 決勝スタートから1時間半過ぎに降り始めた雨により、3号車アウディ、8号車トヨタがクラッシュするなど波乱の序盤戦となった今季のル・マン。そのクラッシュ後も雨はかなり強く降り、セーフティカーは雨が弱まった17時13分まで続いた。ただSC明け後も再度雨が強く降り、17時26分から49分まで再びセーフティカーランとなる。

 2回目のSC中、トップを走行していた7号車トヨタはピットへ。スタートを担当したアレックス・ブルツからステファン・サラザンに交代しレインタイヤを装着するが、ピットレーン出口の赤信号でストップしている間に20号車ポルシェが先頭に出る。このあたりから3ワークスのピットタイミングはずれていく。

 その後、レースは細かなアクシデントはあるものの小康状態に。ピットのタイミングで入れ替わることはあるものの、7号車トヨタがリード。20号車ポルシェ、2号車アウディが続いており、3ワークスの戦いの様相を呈している。なお、クラッシュを喫した8号車トヨタは49分の修復時間を経てコースイン。現在総合27位で追い上げをみせている。

 LMP2クラスは、上位は僅差の争いに。ピットインごとに順位が入れ替わるような展開で、35号車、34号車、36号車等が上位を争っている。LM-GTEプロクラスも同様で、51号車フェラーリ、73号車コルベットの後方に、ポルシェ勢がSCのタイミングで浮上。97号車アストンマーチンと激しい争いを展開している。