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国内レース他ニュース

投稿日: 2014.10.09 00:00
更新日: 2018.02.17 03:26

レッドブル・カート・ファイトの日本代表が決定


世界に挑戦する日本代表二名が決定!
Red Bull Kart Fight Japan Final 開催

10月4日(土)、富士スピードウェイ(静岡県)でアマチュアの世界最速カートレーサーを決める世界大会に出場する日本代表の選考会Red Bull Kart Fight Japan Final(レッドブル・カートファイト・ジャパンファイナル)を開催しました。本大会は今年で開催3年目を迎え、過去2回の日本代表が共に世界チャンピオンに輝いたことで、今季は優勝者に加え2位にも世界大会への出場権が与えられることになりました。また今季から、より多くの人々が挑戦できる様、Japan Finalに向けた予選の規模を拡大。1次予選は28都道府県、47会場で計368回開催し、のべ3,837人が参加しました。477人が勝ち進んだ2次予選を通過した24人に、昨シーズンの世界チャンピオンを加えた計25名がJapan Finalに出場し、優勝した川福健太さん(31歳、会社員、東京都出身)と、2位の三笠雄一さん(21歳、大学生、栃木県出身)が世界大会への出場権を獲得しました。

Red Bull Kart Fight Japan Finalでは、タイムトライアルを1回、予選を三回、そしてファイナルレースを行いました。予選第一レースは通常のスタンディング・スタート、第二レースはル・マン形式、第三レースはローリング・スタートで実施。3回の予選結果を元にグリッドを決め、ファイナルレースはスタンディング・スタートで行いました。

普段は通信回線・端末の保守の仕事に就く川副さんが趣味としてカートを始めたのは4年前。2012年に初開催したRedBull Kart Fightに挑戦し、自らの予想に反して予選を突破してJapan Finalに進出。Japan Final進出者として知られるようになり、交友の輪が広がった反面、実力を伴っていないことに悔しさを感じ、レベルアップに向けレンタルカート場で更に練習に励む様になりました。

その甲斐もあり、2013年は東関東予選を1位通過でJapan Finalに進出。この時もファイナルレースに進めなかったが、前回に比べて実力が伴ってきたことを実感。そして迎えた今年、タイムトライアルでペナルティを犯し、予選第一レースは13番グリッドでスタートするも2位でゴール。第二レースは1位、予選第三レース2位で、ファイナルレースの2番グリッドを獲得。ファイナルレースでは先行逃げ切りを意識し、1周目でトップに立つと、序盤は思惑通りの展開に。しかし7周目で追いつかれる展開に。そこから再びペースを上げることが出来た川副さんは、その後、後続との差を広げ、そのまま集中を切らさずトップでゴールしました。優勝した川福さんは「澤田君、久保君が日本人が速いことを証明してきたので、1次、2次の予選を一緒に戦ってきた仲間たち、そして今日一緒に戦った仲間たちの想いを背負いながら日本人による3連覇を目指して戦います」とコメントしました。


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