レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

クルマニュース

投稿日: 2011.04.14 00:00
更新日: 2018.02.16 01:49

ロードスター/MX-5が累計生産90万台で再度ギネスに


 マツダが1989年から生産し、モータースポーツファンのみならず人気のスポーツカー、ロードスター(海外名MX-5)が、2月4日に累計90万台を達成し、4月8日にその90万台目納車セレモニーが、ドイツのユーバッハ・パレンベルクの販売会社で行われた。

 1989年2月に生産がスタートしたマツダ・ロードスター&MX-5は、21年以上の年月の間モデルチェンジを経つつ、2人乗り小型オープンスポーツカーとして生産累計世界一のギネスブック記録を持っており、過去に70万台、80万台達成時にもギネス記録を更新。今回、90万台を達成したことにより、2月に再度ギネス記録を更新している。

 その記念すべき90万台目のロードスター/MX-5は、MX-5として2月に広島の工場でラインオフ。海を渡り、ドイツのマツダモータースからユーバッハ・パレンベルクの販売店『アウトハウス・ミッシュ』で2リッターモデルのトップグレード、Sports-Lineのレッドメタリックが納車された。

 8日、その納車セレモニーがアウトハウス・ミッシュで行われ、90万台目の記念オーナーとなったドイツ在住のベッカーズご夫妻が招かれ、セレモニーの後MX-5ファンによるパレードで祝福されながら初ドライブを楽しんだほか、マツダドイツからも祝福。

 さらに、日本のマツダ本社からMX-5 担当の山本修弘主査からのメッセージ、さらに細部まで納車されたクルマとそっくりに広島のマツダ本社で特別に作られ、「900,000 THANK YOU!」の文字が入った1/18サイズのミニカーが贈られた。加えて、現地の保険会社から通常3年間のメーカー保証に加え、2年間分の無料保証もプレゼントされている。

 90万台目のMX-5のステアリングを握ることになったベッカーズ夫妻は「念願のMX-5を手にすることができて嬉しい。このクルマでドイツ中を旅したい。数週間前までは日本の状況を考えると、このようなイベントを行うのが適切か悩んだが、マツダもこのイベントを楽しみにしてくれていると知り、参加できた。このような特別な場を設定してくれた皆さんに感謝します」と喜びを語っている。

「初代の登場以来、これまで2度のフルモデルチェンジ、そしてさまざまな商品改良を加えながら今日まで販売を続けることができたのは、世界中で『ロードスター』を支持してくださっているお客様のおかげです。初代から変わらぬ『ロードスター』のスピリットを引き継ぎながら、より多くのお客様に愛していただけるクルマになるよう、今後も努力を続けて参ります」と山本主査は語っている。


関連のニュース