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F1ニュース

投稿日: 2010.12.21 00:00
更新日: 2018.02.16 00:15

ヴァージン、グロック残留とダンブロシオ起用を発表


 21日、マルシャ・ヴァージン・レーシングは、ティモ・グロックの残留を発表するとともに、新人のジェローム・ダンブロシオを2011年のレースドライバーに起用することを明らかにした。

 先月、25歳の誕生日を迎えたベルギー出身のダンブロシオは、今シーズンをルノーのリザーブドライバーとしてスタートした。
 彼はGP2シリーズにDAMSから参戦するかたわら、シーズン後半のシンガポール以降はヴァージンに加わり、日本、韓国、ブラジルの4戦において金曜走行に出走。最終戦アブダビの後に行われた若手ドライバーテストでもヴァージンから参加しており、VR-01のコクピットで半日のプログラムをこなしている。

 念願のF1ドライバーとなったダンブロシオは、次のようにコメントしている。
「マルシャ・ヴァージン・レーシングでF1のレースシートを得るという自分の目標を達成し、とても興奮している」とダンブロシオ。

「9月にチームへ来たとき、これが自分の望んでいたものだと思ったんだ。 このシートを巡って多くの競争があったから、厳しいテストを受けなければならなかった。だが同時に、自分はチームとうまくやれることが分かったし、我が家を見つけられたような気がしていた」

「とても快適さ。彼らは非常にプロフェッショナルかつ野心的な人々だから、これからのチーム形成に自分が関われることに刺激を感じている。彼らが示してくれた信頼と、これまで自分をサポートしてくれたグラビティ・スポーツ・マネジメントの皆に感謝したい」

 なおダンブロシオは、来年の2月始めに行われるバレンシアテストでF1ドライバーとしての初仕事をスタート。グロックとともに新車VR-02を走らせることになっている。