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F1ニュース

投稿日: 2009.08.19 00:00
更新日: 2018.02.15 14:41

一貴、バレンシアへの準備は万端。シミュレーターでたっぷり練習


 今週末のヨーロッパGPを前に、ウイリアムズの中嶋一貴は、久しぶりのグランプリなのでマシンに乗るのが待ちきれないと述べている。

 ハンガリーGPが終わった後、F1には約1カ月のインターバルがあったが、その間、ファクトリーが閉鎖されていたため、一貴は日本に帰国し、ゆっくり過ごしたという。
「強制的にファクトリーが閉鎖されていたので、行くことができず、日本に帰った。レースとレースの間には、基本的にはいつもファクトリーに行ってエンジニアと過ごしたり、シミュレーターを使ったりしているので、変な感じだったよ。滞在が長かったから、久しぶりに友人と会ったり、家族と過ごしたりできた。去年のバレンシアではコクピットの温度が60度になったということなので、トレーニングも続けていた。今週末は集中したいしね」

 わずか2回目の開催となるバレンシアのコースだが、一貴はシミュレーターでたっぷり準備をしてきたため、コースのことは十分理解していると述べている。
「今年はシミュレーターを使ってかなりバレンシアへの準備をしてきたので、このサーキットを十分理解していると言えるよ。ここは典型的なストリートサーキットではないけれど、ランオフエリアがないから、かなり気をつけて周回する必要がある。週末の中で一番難問となるのは、グリップレベルだと思う。去年はサーキットに到着した時点ではかなりグリップが低かった。あとは、コクピットの温度も問題だね」

 一貴は、夏休み明けに久しぶりにマシンに乗れるのが嬉しいと共に、バレンシアを訪れることも楽しみだと語っている。
「去年はバレンシアへの訪問を楽しめたので、また訪れるのが楽しみだ。特に、今年は、前戦からかなり時間がたっているから、自分のマシンに早く戻りたい。レースの時は仕事に集中したいので、あまりリサーチをすることはないけれど、エンジニアのゼビーがスペイン出身だから、一回は地元料理のディナーをとりに出かけると思うよ」


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