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国内レース他ニュース

投稿日: 2014.10.14 00:00
更新日: 2018.02.17 03:35

久保凛太郎、Nクラス逆転王座はならずも2位獲得


TOCHIGI Le Beausset Motorsports

F3
http://www.lebeausset-motorsports.com

2戦ともスタートでトップに立つが……
逆転王座ならずも、ランキング2位獲得!

全日本F3選手権第14・15戦
10月11~12日
富士スピードウエイ
4.563km

『とちぎル・ボーセ モータースポーツ』が挑む、全日本F3選手権の第7ラウンド、第14戦と第15戦が、富士スピードウェイ(静岡県)を舞台に、10月11~12日に開催された。いよいよこれが今季ラストステージ。現在ランキング2位の久保凛太郎と、トップとの差は9ポイントで、これは小さくもあり、大きくもある戦い。逆転の可能性を残した最終ラウンドへ臨んだ。

予選 10月11日(土)
天候/曇り コース状況/ドライ

 今回は金曜日にのみ1時間ずつ2回の専有走行が行われ、1回目は低い温度とまだ路面ができ上がっていないことも相まって、全体的にタイムは低調で久保も1分39秒565をベストとするに留まったが、併催レースの世界耐久選手権(WEC)のマシン走行後のタイヤラバーが路面にのってくると、その走行後となった2回目には37秒970にまで短縮。チーム、ドライバーともども確かな手応えを得て、土曜日の予選に挑むことになった。

 その予選の1回目。低い気温と路面温度のコンディション、また、10分間という短時間での予選において、ベストタイミングでタイヤグリップを得るため、ウォームアップを3周に渡り十分に行った後にタイムアタック。狙い通り4周目にベストタイムとなる37秒740をマークし、トップとコンマ05秒差での2番手を獲得する。

 10分のインターバル後すぐに行われる2回目の予選へと向かうと、コースインと同時にタイヤからバイブレーションが発生。前戦菅生でも起きたタイヤトラブルに悩まされる中、アタックを続け、それでも最終アタックで37秒943を絞り出し、2列目3番手のポジションを獲得。それぞれトップを狙える位置から決勝に臨むこととなった。