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投稿日: 2014.05.13 00:00
更新日: 2018.02.23 15:22

元STRのアルグエルスアリがフォーミュラEに参戦


 フォーミュラEに参戦するヴァージン・レーシングは13日、2014-15年シーズンのドライバーとして元トロロッソのハイミ・アルグエルスアリとイギリス人ドライバーのサム・バードを起用すると発表した。

 2011年までF1に参戦していたヴァージン・レーシングは、今年9月に開幕する電動フォーミュラカーの新たなFIA世界選手権、フォーミュラEにエントリーし、昨年12月に9番目のチームとして正式に承認された。

 彼らは、当初から新シリーズに参戦するドライバーにF1経験のあるドライバーを望んでいたが、今回チームが契約したドライバーは、そうしたヴァージンの方針を十分に満たすラインナップとなった。

 アルグエルスアリは、2009年のハンガリーGPでトロロッソからF1にデビューし、以降11年までトロロッソをドライブ。通算46戦に出走し、最高位7位という成績を収めている。
 彼はF1のシートを失ってからもピレリのタイヤ開発ドライバーを務めるなどF1との関わりを継続しており、「F1以降、シングルシーターでレースをしていないことは全く影響しない」と、新たな挑戦にも自信をのぞかせている。

 一方のバードも、2013年のGP2で最終戦までタイトル争いを繰り広げ、ランキング2位につけた実力の持ち主。また、メルセデスF1チームのテスト要員として何度もF1マシンを走らせており、今季もフェラーリドライバーとしてAFコルセからWEC世界耐久選手権に出場している。

「ハイミとサムは、コース上における優れた才能の持ち主でかつ真のファイターだ。彼らは最高峰であるF1の経験をチームにもたらしてくれるだろう」と、チームを率いるアレックス・タイが語っている。

 今年2月、参戦チームのトップを切ってドライバーを発表したアプト・スポーツラインも、元F1ドライバーのルーカス・ディ・グラッシ(2010年にヴァージンから参戦)を起用している。


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