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国内レース他ニュース

投稿日: 2016.03.08 00:00
更新日: 2018.02.17 13:23

全日本F3富士テスト:牧野が総合トップタイム


 全日本F3選手権の2016年最初の公式テストが3月7日、富士スピードウェイで行われ、午前/午後のセッションで今季F3デビューとなる牧野任祐(TODA FIGHTEX)がトップタイムをマークした。

 今回のテストには、3台のF3-Nを含む13台が参加。メーカー育成のドライバーを中心にトップチームが揃った。また、HFDP RACINGの7号車には近い将来の全日本F3参戦をにらんで阪口晴南がテスト参加した。

 10時のセッションとともに各車コースインしたが、この日の富士はあいにくの荒天。序盤は雨は小降りだったが、途中雨が強くなり、走行を見合わせる時間帯も。赤旗もあったが、大きなクラッシュはなくセッションは終了した。

 午前のセッションでは、昨年FIA-F4でタイトルを争った牧野がトップタイム。スリッピーな路面でもアグレッシブにアクセルを踏んでいく様子が印象的だった。2番手は今季F3復帰を果たす千代勝正(B-MAX NDDP F315)。3番手は牧野とタイトルを争い、初代FIA-F4王者となった坪井翔(TEAM TOM'S F314)だった。

 その後濃い霧が発生し心配された14時からの午後のセッションだったが、オンタイムでスタート。こちらも途中何度かの赤旗が発生したが、午後も大きなアクシデントなくセッション終了となった。

 午後のベストタイムをマークしたのは、午前に周回数を伸ばすことができなかったヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F314)。千代が2番手、山下健太(TEAM TOM'S F312)が3番手という結果となった。総合では午前の牧野のタイムが最速となっている。

 F3-Nは、午前は廣田築(アルビレックス・レーシング・チーム)が、午後はDRAGON(B-MAX Racing team F308)がベストタイムとなった。

全日本F3 第1回合同テスト 総合結果
天候:雨 路面:ウエット
PosNoNDriverCarEngineTime
112牧野任祐TODA FIGHTEXTODA TR-F3011'51"024
222J.マーデンボローB-MAX NDDP F314VW-スピースA411'51"234
323千代勝正B-MAX NDDP F315VW-スピースA411'51"776
436山下健太TEAM TOM'S F312トヨタ-トムスTAZ-311'51"785
537坪井翔TEAM TOM'S F314トヨタ-トムスTAZ-311'51"989
62石川京侍TODA FIGHTEXTODA TR-F3011'52"340
73三浦愛EXEDY B-Max Racing F312トヨタ-トムスTAZ-311'52"706
828山口大陸タイロク・エクシード 28号トヨタ-トムスTAZ-311'52"840
98大津弘樹HFDP RACING F312ホンダMF204D1'53"220
107阪口晴南HFDP RACING F312ホンダMF204D1'53"305
119N廣田築アルビレックス・レーシング・チームトヨタ-トムス3S-GE1'56"258
1230NDRAGONB-Max Racing team F308トヨタ-トムス3S-GE1'56"545
135NA.ヤンHanashima Racing F306トヨタ-トムス3S-GE1'57"558