更新日: 2018.02.16 19:27
全日本F3富士:千代と勝田がポールを分け合う
全日本F3選手権の今季最終ラウンドは19日、富士スピードウェイで第14戦/第15戦の公式予選が行われ、第14戦は千代勝正(B-MAX・F312)が、第15戦は勝田貴元(PETRONAS TOM'S F312)がポールポジションを獲得した。
今回、WEC世界耐久選手権第6戦富士の併催イベントとして開催されている全日本F3の今季最終ラウンド。今回、F3マカオGPにも参戦する関口雄飛がB-MAXから参戦。今季チャンピオンの中山雄一(PETRONAS TOM'S F312)とともに、マカオGP用の1AG-FEエンジンを使用している。
しかし、今季王者の中山は体調不良となってしまい、残念ながらこのラウンドではリタイア届けが出されてしまった。そんな中、第14戦のポールポジションを獲得したのは千代勝正(B-MAX・F312)。勝田貴元(PETRONAS TOM'S F312)をおさえ今季初のポールを得た。
第14戦の3番手には松下信治(HFDP RACING F312)、4番手には野尻智紀(TODA FIGHTEX)が続いた。Nクラスは高星明誠(S Road NDDP F3)がクラスPPを獲得している。
10分間のインターバルを経てスタートした第15戦の公式予選。ここでも千代が2戦連続のポールポジションを獲得するかに思われたが、セッションの最後に勝田貴元(PETRONAS TOM'S F312)が逆転。今季2回目のポールポジションを獲得した。
3番手には清原章太(HFDP RACING F312)がつけ、4番手には野尻という結果となったが、このふたりは同タイム。Nクラスは再び高星がクラスPPを獲得している。
Pos. | Class | No. | Driver | Car | Type | Time |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 50 | 千代勝正 | B-MAX・F312 | ダラーラF312/TR-F301 | 1'33"760 | |
2 | 37 | 勝田貴元 | PETRONAS TOM'S F312 | ダラーラF312/TAZ-31 | 1'33"979 | |
3 | 7 | 松下信治 | HFDP RACING F312 | ダラーラF312/MF204D | 1'34"554 | |
4 | 2 | 野尻智紀 | TODA FIGHTEX | ダラーラF312/TR-F301 | 1'34"933 | |
5 | 45 | 関口雄飛 | B-MAX・F312 | ダラーラF312/1AZ-FE | 1'34"983 | |
6 | 8 | 清原章太 | HFDP RACING F312 | ダラーラF312/MF204D | 1'34"985 | |
7 | N | 23 | 高星明誠 | S Road NDDP F3 | ダラーラF306/3S-GE | 1'35"748 |
8 | N | 38 | N.インドラ・パユーング | PTT SPIRIT F307 | ダラーラF306/3S-GE | 1'36"111 |
9 | 13 | 吉田基良 | B-MAX・F312 | ダラーラF312/TR-F301 | 1'36"957 | |
10 | N | 6 | 小泉洋史 | Net Move Hanashima Racing | ダラーラF306/3S-GE | 1'37"053 |
11 | N | 11 | 湯澤翔平 | Nova with IMM F306 | ダラーラF306/3S-GE | 1'37"482 |
12 | N | 30 | DRAGON | B-MAX・F306 | ダラーラF306/3S-GE | 1'38"608 |
13 | 36 | 中山雄一 | PETRONAS TOM'S F312 | ダラーラF312/1AZ-FE | R |