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国内レース他ニュース

投稿日: 2013.04.13 00:00
更新日: 2018.02.16 15:26

全日本F3第1戦:勝田が嬉しい初の総合優勝を飾る


 全日本F3選手権の第1戦は13日、鈴鹿サーキットで12周の決勝レースが行われ、勝田貴元(PETRONAS TOM'S F312)が初の総合優勝を飾った。

 いよいよ今シーズンの開幕戦を迎えることとなった全日本F3。スーパーフォーミュラ第1戦鈴鹿の予選後に切られたスタートでは、予選2番手の勝田がホールショット! ポールスタートの中山雄一(PETRONAS TOM'S F312)をかわしトップに立つ。松下信治(HFDP RACING F312)も好スタートをみせ、2台を抜き3番手に浮上する。

 先頭の勝田を追う中山だが、3周目のスプーンでコースオフ。ダメージはなくコースに復帰するものの、逆に2番手のポジションを松下に脅かされてしまう。レースは中盤に向け、勝田を先頭に6番手まで浮上してきた野尻智紀(TODA FIGHTEX)まで6台が等間隔となって展開されることになった。

 レース後半に向けて少しずつ間隔が広がっていく中で、熾烈な争いとなってきたのがHFDP RACING同士の3番手争い。逃げる松下、追う清原章太(HFDP RACING F312)という展開の中で、10周目の1コーナーで清原が松下をオーバーテイク! しかし2台の争いの後方には千代勝正(B-MAX・F312)がつけており、少しずつ清原と間隔が開き始めた松下の後方に、千代がピタリとつけた。

 その一方で、首位勝田と中山のギャップも少しずつ縮まり始める。ファイナルラップでは秒差まで中山の接近を許した勝田だったが、最後のシケインまで集中力を切らさずトップでチェッカー! 全日本F3で初めての総合優勝を飾った。

 2位は中山で、昨年終盤戦からの連勝を伸ばすことはできず。3位は清原となった。一方Nクラスは、2周目の1コーナーで高星明誠(S Road NDDP F3)が小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)をかわしトップに浮上。そのままトップを守りきり優勝を飾った。2位はタイ出身のインドラ-パユーング。3位は堅実に走りきったDRAGON(B-MAX・F306)となった。

全日本F3第1戦鈴鹿 決勝結果
天候:晴れ 路面:ドライ
Pos.ClassNo.DriverCarTypeLapsGridQualify
1 37勝田貴元PETRONAS TOM'S F312ダラーラF312/TAZ-311221'52"179
2 36中山雄一PETRONAS TOM'S F312ダラーラF312/TAZ-311211'52"032
4 8清原章太HFDP RACING F312ダラーラF312/MF204D1231'52"702
3 7松下信治HFDP RACING F312ダラーラF312/MF204D1251'53"141
5 50千代勝正B-MAX・F312ダラーラF312/TR-F3011241'52"786
6 2野尻智紀TODA FIGHTEXダラーラF312/TR-F30112122'02"942
7N23高星明誠S Road NDDP F3ダラーラF306/3S-GE1261'55"480
8N38N.インドラ・パユーングPTT SPIRIT F307ダラーラF306/3S-GE1281'56"339
9N30DRAGONB-MAX・F306ダラーラF306/3S-GE12112'02"460
RN6小泉洋史Net Move Hanashima RacingダラーラF306/3S-GE871'56"114
RN11湯澤翔平Nova with IMM F306ダラーラF306/3S-GE291'57"067
R 13吉田基良B-MAX・F312ダラーラF312/TR-F3010101'57"633
ファステストラップ:中山雄一(PETRONAS TOM'S F312) 1'53"421 2/12
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rnNo.6 ドライビングスルーペナルティを課した(2013年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第27条7.(スタート違反)による)。