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国内レース他ニュース

投稿日: 2009.05.17 00:00
更新日: 2018.02.15 13:14

全日本F3第6戦:国本雄資が初優勝! またもトムスがトップ3独占


 全日本F3選手権第6戦は鈴鹿サーキットで決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートした国本雄資(PETRONAS TOM'S F308)が優勝。2位はマーカス・エリクソン(PETRONAS TOM'S F308)、3位は井口卓人(PETRONAS TOM'S F308)が入り、トムスが表彰台を独占した。

 この日の鈴鹿サーキットは朝から曇り模様だったものの、全日本F3第6戦のスタート進行が始まる頃からポツリポツリと雨が降り始めた。しかし、フォーメーションラップが始まる頃にはまだコース上はドライ。各車スリックタイヤを装着してグリッドに着いた。

 迎えたスタートでは、ポールシッターの国本が好スタート。エリクソン、井口と続く。後方では関口雄飛(EBBRO AIM F307)が好スタートを決め、Nクラストップスタートのアレキサンドレ・インペラトーリ(ACHIEVEMENT by KCMG)を2周目ストレートでパス。Nクラス首位に浮上したが、3周目にコースオフでポジションを落とした上、ジャンプスタートのペナルティをとられ後退した。

 Nクラスはインペラトーリがジワジワと後退。代わってトップに浮上したのは2周目に山本尚貴(HFDP)を抜いた千代勝正(NDDP EBBRO)。しかし千代と山本のバトルが白熱。7周目には山本が千代を1コーナーでパス。再びトップに浮上した。

 一方、Cクラスは国本を先頭にトムス勢3台が一団となり争いながらレースをリードする。エリクソン、井口がそれぞれ前をうかがいながら熾烈なバトルが展開されるが、3人ともにスキをみせずそのままチェッカー! 国本が後方からのプレッシャーを凌ぎきり、全日本F3初優勝を遂げた。

 Nクラスは、千代を抜いた後ギャップを広げた山本がそのまま優勝。インペラトーリからのプレッシャーから逃げ切った千代が2位。インペラトーリが3位となった。

全日本F3選手権第6戦 決勝結果
天候:くもり 路面:ドライ
rntt
Pos.ClassNo.DriverCarTypeLapsGridQualifyrn
1C37国本雄資PETRONAS TOM'S F308ダラーラF308/1AZ-FE1712'07"840rn
2C1M.エリクソンPETRONAS TOM'S F308ダラーラF308/1AZ-FE1722'08"465rn
3C36井口卓人PETRONAS TOM'S F308ダラーラF308/1AZ-FE1732'08"653rn
4C12安田裕信ThreeBondダラーラF309/SR20VE1752'09"855rn
5C2K.コッツォリーノTODA FIGHTEXダラーラF308/MF204C17102'12"975rn
6C62嵯峨宏紀DENSO・ルボーセF308ダラーラF308/1AZ-FE1762'10"667rn
7N7山本尚貴HFDP RACINGダラーラF307/3S-GE1772'11"363rn
8N22千代勝正NDDP EBBROダラーラF306/3S-GE1782'11"732rn
9N20A.インペラトーリACHIEVEMENT by KCMGダラーラF307/3S-GE1742'09"662rn
10N8小林崇志HFDP RACINGダラーラF307/3S-GE17122'13"539rn
11N23佐藤公哉NDDP EBBROダラーラF306/3S-GE1792'11"961rn
12N19黒田吉隆ACHIEVEMENT by KCMGダラーラF307/3S-GE17112'13"254rn
13N5久保田克昭ハナシマレーシング F306ダラーラF306/3S-GE16142'16"824rn
14N18関口雄飛EBBRO AIM F307ダラーラF307/3S-GE6132'13"940
rntttttt以上 規定周回数完走
 N77小泉洋史CMSワコーズF306ダラーラF306/3S-GE16152'17"328rn
ファステストラップ:
Cクラス:No.36 井口卓人(PETRONAS TOM'S F308)1'55"005 14/17
Nクラス:No.18 関口雄飛(EBBRO AIM F307) 1'57"040 16/16

ペナルティ:
No.18 ドライビングスルーペナルティを課した。(2009年全日本フォーミュラ3選手権統一規則 第27条14.(反則スタート)による)