更新日: 2018.02.17 11:29
初音ミク SLS、タイヤのピックアップ問題で失速
GOODSMILERACING & TeamUKYO レースレポート 7
タイヤのピックアップに悩まされたオートポリス戦は7位
SUPER GT 第7戦
会期:2015年10月31〜11月1日
場所:オートポリス(大分県)
天候:曇り〜雨
動員:3万4020人(2日間)
予選:5位
決勝:7位
■10月31日(土) 予選は不調を覆して5番手を獲得!
昨年はカレンダーの変更で5月末だったオートポリス戦だが、今年は例年よりちょっと遅い10月末の開催になった。2013年は初音ミクGTプロジェクトとして初優勝を果たし、2014年はノーポイントに終わっている。今年はなんとしても上位を狙いたいところだ。
しかし、予選日(土曜)の練習走行からなかなかタイムが上がらない。ミクSLSは1分46秒台を記録したが、上位陣は43秒台とかなり厳しい戦いになることが予想された。
セッティングを大幅に変更して挑んだ14時からの予選。1回目は谷口選手が担当し、すぐに「1'44.937」を刻んでピットイン。ライバル勢も44秒台前半のタイムを記録していたが、9位に留まって予選1回目を通過した。谷口選手はこの日、サーキットサファリしか走行していなかったにもかかわらず、ほぼ一発でタイムを出したのだった。
予選2回目は片岡選手が担当。計測1ラップでアタックし「1‘44.459」とこの日一番のタイムを叩き出した。この結果5位となり、決勝は5番グリッドからの出発になった。1〜4位がJAF-GT勢だったため、FIA-GT3勢ではトップに立っていた。
久々の上位からのスタートに、チームもファンも決勝への期待が高まる。