更新日: 2018.02.17 12:00
千代、一般社団法人のアワード受賞。「大変光栄」
7日、東京・代官山で『ファウストA.G.アワード2015』の授賞式がおこなわれ、2015年シーズンのブランパン耐久シリーズとスーパーGT300クラスでチャンピオンを獲得した千代勝正が“ファウスト・チャレンジャー・オブ・ザ・イヤー”(ファウスト挑戦者賞)を受賞した。
今回、千代が受賞したファウスト挑戦者賞は極地レースや超人的競争など冒険的大会に挑んだ人や、大胆な発想で空想世界を現実化し、未来を築く人に与えられるアワード。ブランパン耐久シリーズでタイトルを獲得し、千代が世界を舞台にしたツーリングカーシリーズにおいて、日本人初のシリーズチャンピオンとなったことが称えられた。
千代は「このような賞を頂くことができ、大変光栄に思います。今年参戦したブランパン耐久シリーズは、ヨーロッパのGTレースとして最も過酷なシリーズ。世界の名だたるメーカーがワークス体制で参加しているシリーズで日本代表としてニッサンGT-R(ニスモGT3)で総合優勝することができ、とても嬉しく思っています」と受賞の喜びを表した。
「海外レースへの挑戦は今年で2年目。最初は英語もあまり分からず、イギリス人スタッフと会話した時は、中学校で習った英語とぜんぜん違うぞ、と感じるほどでしたしかし、レースでは誰もが優勝だけをターゲットにしています。多少言葉が通じなくても、気持ちが伝わり2年目で結果が出すことができました。チームで勝ち取った結果だと思います」
「レースが本当に好きで、15歳でカートデビューし、世界で活躍させていただくことができるようになりました。これからも世界のあらゆるレースに挑戦し、レース界や自動車業界、それ以外の世界にも貢献できるようになりたいと思います」