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投稿日: 2013.12.22 00:00
更新日: 2018.02.23 14:57

台湾モータースポーツ探訪(2)日本との縁深し


 12月21日〜22日の2日間、台湾南部のリゾート地、大鵬湾に2011年10月に建設された大鵬湾国際サーキット(ペンベイ・サーキット)で、『TSFアジア・オールスター・チャレンジ』というレースが開催される。そのレースを取材するべく、オートスポーツweb編集部ヒラノが台湾を訪れた。

●日本とのゆかり深い場所
 前日は到着しただけになってしまったが、この日はいよいよ予選。午前は天候も良く、ペンベイ・サーキットの様子が良く見えてきた。コースをグルリと1周したので、その様子をお届けしよう。

 何度か触れたが、このコースは旧日本軍の航空基地跡に建設されており、コースは実にフラット。前半区間は高速コーナーが続きコース幅が広いが、途中から一気にタイトになり、入り組んだコーナーが続く。ウォールも近く、「後半は2秒速くても、後ろについてしまったら抜けないと思う(藤井誠暢)」と少々ストレスのたまるレイアウトだ。

 周辺に点在するのが、旧日本軍の施設跡。台湾では日本統治時代を否定的に捉えるのではなく、インフラ等が向上した時代として、日本に対する意識が好意的な部分が多いという。この大鵬湾周辺も、史跡として旧日本軍の施設を残し、公園として楽しめるようになっている。

 コースサイド等整備されていない部分も多いが、パドックはある程度のスペースはあり、後方はすぐ大鵬湾が臨む。グランドスタンドはピットビル3階に備えられ、今日は熱心なクルマ好きがスタンドに陣取った。


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