更新日: 2018.02.16 06:07
大幅シェイプアップ!? シボレーが12年用DPを公開
シボレーは15日、2012年にロレックス・グランダム・シリーズに参戦するための新デイトナプロトタイプを公開した。
これまでグランダムの最高峰カテゴリーとして使用されてきたデイトナプロトタイプは、大柄なキャビンなどスタイリッシュではないという意見が多く、2012年に向けてはDTMドイツツーリングカー規定のマシンを導入、新デイトナプロトと混走させるのではないかと言われていた。
そんな中、シボレーが15日にデイトナで発表した2012年用新型デイトナプロトは、シボレーの代表的スポーツカーであるコルベットの名が冠され、フロントグリルやライト、コクピット周辺などにコルベットの雰囲気を残しつつ、デイトナプロトらしい外観となった。キャビン部分は大幅にシェイプアップされ、スポーツカーらしい印象となっている。
「グランダムの新デイトナプロトタイプのコンセプトは、エキサイティングなシリーズの中で、マニュファクチャラーが彼らのブランドイメージを示すことなんだ」とグランダムの代表を務めるトム・ブレッドソーは語る。
「2012年のシボレー・コルベット・デイトナプロトタイプは、シボレー、コルベットのデザイナーであるプラット&ミラー、グランダム、そしてシャシービルダーのライリー・テクノロジー、コヨーテ、ダラーラと密接に動き開発されたんだ」
「1980年代にIMSA GTPでヘンドリック・モータースポーツが走らせていたコルベット・プロトタイプにインスピレーションを受けた。このマシンには多くのコルベットの要素が含まれているんだ。コルベットはデイトナでの多くの歴史があるからね。
コルベット・デイトナプロトタイプは水曜日にシェイクダウンを行い、2012年はボブ・スターリング・レーシング、ウェイン・テイラー・レーシング、スピリット・オブ・デイトナ、アクション・エクスプレスの4チームから参戦するという。