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投稿日: 2015.11.04 00:00
更新日: 2018.02.17 11:23

山田真之亮、FIA-F4第12戦で今季初優勝を飾る


山田真之亮 PRESS RELEASE
2015年11月3日

オートポリスで魅せたB-MAXイエローの圧倒的な速さと、強さ。
有限実行の男、山田真之亮がFIA-F4で今季初優勝を飾る!

 白熱するFIA-F4選手権第11&12戦の舞台は、大分県、オートポリス。 2014年9月に世界ジオパーク加盟認定された大地の彫刻、阿蘇ジオパークに隣接する雄大なサーキットです。10月28日水曜日の早朝にサーキットに到着した山田真之亮は、そのままレーシングスーツに身を包み、3時間半に及ぶ特別走行、そして翌日、翌々日と実施された練習走行に臨みました。

 前戦、スポーツランド菅生でのレースを攻めすぎた末のリタイアで終えた後、予想外に明るい笑顔で「マシンのセットアップも決まり、走りも掴めました。次のオートポリスは優勝できる自信があります」と語っていた山田真之亮は、練習走行から好調な滑り出しを見せ、その自信を深めていました。

 土曜日の第11戦予選では、トップに遅れること僅か0秒069差の3番手、そして第12戦の予選結果は0秒006差の2番手でフロントロウのポジションを獲得しました。

 午後3時35分にフォーメイションラップがスタートした第11戦決勝、肌寒さは残るものの、快晴のコンディションのもとスタートが切られました。スタートで3番手につけた山田真之亮は、2位のマシンに激しくチャージするものの抜くには及ばず、そのまま最後までポジションを守り切って久しぶりの3位表彰台を獲得しました。

 日曜日の第12戦は、最前列フロントロウからのスタートです。山田はいいスタートを見せたのですが、後方5番手グリッドから、このレースでタイトル獲得を決めたい坪井選手が一気に2番手に浮上し、トップの平木選手に襲い掛かります。勝負は3コーナーの進入でした。アウトから坪井選手が平木選手をオーバーテイクしようとしたところ、イン側の平木選手がブレーキをロックさせてそのまま直進。ふたりの後方から冷静にパドルを見切っていた山田真之亮はすかさず2台のイン側に飛び込み才一バーテイク。前の2台は揃ってコースアウトしてしまいました。

 労せずしてトップに立った山田真之亮は、そのままハイペースでじりじりと後続との差を広げていきます。逆に後方では激しい2番手争いが展開され、山田は背後を脅かされることもなく、独走状態でチェッカー。今季、牧野選手、坪井選手に次ぐ3人目のウィナーとして勝ち名乗りを挙げました。


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