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スーパーGTニュース

投稿日: 2013.11.06 00:00
更新日: 2018.02.16 19:53

山野哲也、“勇退”について語る「きっかけは鈴鹿」


 スーパーGT第8戦もてぎの開幕を控えた11月1日、2013年限りでスーパーGTを“勇退”すると発表した山野哲也が、決勝日に記者会見に臨み、今の心境と今後について語っている。

 山野は1992年からジムカーナの全日本チャンピオンを獲得、今季まで合計15回のチャンピオンを獲得。また、1999年からJGTC全日本GT選手権に参戦し、2004年にはホンダNSXで、05年にはトヨタMR-Sで、06年にはマツダRX-7でと、異なるマシンでGT300クラスの3年連続チャンピオンを獲得するという偉業を成し遂げた。

 そんな山野は、07年以降スバル車で一貫して参戦。車種が変わるごとに苦戦を強いられることも多かったが、そのたびに持ち前の開発能力でスバル車を“勝てる車”に育て上げてきた。今季も、昨年デビューイヤーで苦戦を強いられたSUBARU BRZ R&D SPORTを予選最速のマシンに育て上げ、年間5回のポール獲得という偉業に貢献した。

 しかし、そんな中もてぎで発表された山野の“勇退”。記者会見に辰己英治STI総監督とともに姿をみせた山野は、「山野哲也はこのもてぎ戦をシリーズ戦の最後として、スバルのファーストシートのドライバーとしての最後の大会にするということを決断しました」と口を開いた。