日本の名レース100選　Vol.056 73年富士300kmスピード 本日発売／今号の見どころ

100選vol.056_73年富士300キロスピード

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　巻頭インタビューは松浦賢。ご存じケン・マツウラエンジニアリングを率いる、日本屈指のエンジン・チューナー。彼が手がけたヤマハ・エンジンで88年に鈴木亜久里が、フォードDFVエンジンで91年に片山右京がそれぞれ全日本F3000チャンピオンを獲得、F1界に羽ばたいていったことは言うまでもない。

　その松浦も70年代前半、鳴り物入りでグランチャンピオンに投入されたBMWエンジンには苦労させられる。導入直前にミュンヘンに渡り、BMW本社でメンテナンスを勉強するも、入れ代わりで日本に導入されたBMWエンジンはトラブル続き。急遽帰国した松浦も当初は原因が分からず、BMW本社で学んだばかりの知識とそれまでの経験を活かし、考えつく限りの対策を施していった。

　日本自動車レース工業会理事として、今なお日本のレース界に貢献を続ける松浦が、第一次オイルショック、レースエンジン・チューニングの黎明期、ワークス育ちのドライバーの功罪、自分ひとりでは身体がもたないからと他チューナーを勧誘、1日18時間働いた当時の苦労があったから今があるなど、36年前を振り返った！

日本の名レース100選　Vol.056 73年富士300kmスピードレース
■販売価格 980円

1973.3.18
富士グランチャンピオンシリーズ Rd.1 富士300kmスピードレース
富士スピードウェイ


■目次情報

wake up　一瞬のフォト・アルバム
　雪が解けて川になって

close up　今だから語ろう
　36年目の真実／松浦　賢

line up　戦士、列を成す
　出走全車総覧

write up　文字が歴史を語り継ぐ
　レースレポート

sum up　真実はデータに詰まって
　リザルト＆詳細データ

build up　サーキットは生きている
　富士コース図

set up　波乱含みの決勝に向けて
　印象記/本番3日間のドキュメント

follow up　脇役有っての主役なり　
　サポートイベント　スーパーT&ミドルT／マイナーT

touch up　過去は現在を経て未来へと続く
　この一戦を読み解くキーポイント

back up　時代はこうだった
　世相1973年

speak up　来た・見た・感じた
　リレー・コラム

buy up　もっと知りたい感じたい
　関連グッズ紹介

make up　その日、興奮をめくった
　公式プログラム抜粋

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