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F1ニュース

投稿日: 2012.12.20 00:00
更新日: 2018.02.16 13:26

英メディアが選ぶトップ50に可夢偉と一貴がランクイン


 英AUTOSPORT誌が、2012年シーズンを振り返り、ベスト50のドライバーを選んだ。日本人ドライバーでは小林可夢偉と中嶋一貴がランクインしている。

 英AUTOSPORT誌のスタッフが、F1、ラリー、スポーツカーなどさまざまなカテゴリーのドライバーから、2012年のベストドライバー50人を選んだ。

 スタッフは議論を戦わせ、検討を重ねた結果、1位にはフェルナンド・アロンソを選んだ。フェラーリのアロンソは、最速でないマシンで最大限の結果を出し続け、最終的には3ポイント差でセバスチャン・ベッテルに敗れたものの、最終戦までタイトルを争った。

 2位はルイス・ハミルトン、3位にベッテルが続き、4位にはWRC9連覇という記録を成し遂げたセバスチャン・ローブが入った。5位ジェンソン・バトン、6位はNASCARカップチャンピオンのブラッド・ケゼロウスキー、7位キミ・ライコネン、8位はレッドブルジュニアドライバーのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ、9位はフォーミュラ・ルノー3.5のチャンピオンで2013年にザウバーのテストおよびリザーブドライバーを務めるロビン・フラインス、10位はインディカーでランキング2位のウィル・パワーという結果だった。

 小林可夢偉は28位。ザウバーでのチームメイト、セルジオ・ペレスには6ポイントおよばなかったものの、ペレスより安定して入賞しており、信頼性が高く、F1に残るに値するドライバーであることを証明したと、選考理由に記されている。金銭的な問題がなければザウバーは彼を残した可能性が高いだろうと、英AUTOSPORT誌は考えている。

 中嶋一貴は37位にランクインした。フォーミュラ・ニッポンでタイトルを獲得、トヨタからWECに参戦、富士でポールポジションと優勝を獲得し、今年は非常に好調な1年だったと評価されている。

 英AUTOSPORT誌が選んだ2012年トップ50ドライバーは以下のとおり。()内は英AUTOSPORT誌が考慮に入れた主な参戦カテゴリー。

1.フェルナンド・アロンソ(F1)
2.ルイス・ハミルトン(F1)
3.セバスチャン・ベッテル(F1チャンピオン)
4.セバスチャン・ローブ(WRCチャンピオン)
5.ジェンソン・バトン(F1)
6.ブラッド・ケゼロウスキー(NASCARカップチャンピオン)
7.キミ・ライコネン(F1)
8.アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(FR3.5、GP3、F3)
9.ロビン・フラインス(FR3.5チャンピオン)
10.ウィル・パワー(インディカー)
11.アンドレ・ロッテラー(ル・マン優勝、WECチャンピオン)
12.ニコ・ヒュルケンベルグ(F1)
13.ライアン・ハンター-レイ(インディカーチャンピオン)
14.ゲイリー・パフェット(DTM)
15.ジミー・ジョンソン(NASCAR)
16.ジェイミー・ウィンカップ(V8スーパーカーチャンピオン)
17.ブルーノ・シュペングラー(DTMチャンピオン)
18.ロバート・ハフ(WTCCチャンピオン)
19.アレックス・ブルツ(WEC)
20.マーク・ウエーバー(F1)
21.クリント・ボウヤー(NASCAR)
22.スコット・ディクソン(インディカー)
23.ジェイムズ・カラード(GP2)
24.セルジオ・ペレス(F1)
25.マッズ・オストベルグ(WRC)
26.ニコラス・ラピエール(WEC)
27.ダリオ・フランキッティ(インディ500ウイナー、インディカー)
28.小林可夢偉(F1)
29.ダビデ・バルセッキ(GP2チャンピオン)
30.パストール・マルドナド(F1)
31.ゴードン・シェドン(BTCC)
32.ジュール・ビアンキ(FR3.5)
33.フレデリック・マコウィッキ(FIA GT1)
34.イバン・ミューラー(WTCC)
35.ジェイソン・プレイト(BTCC)
36.ブノワ・トレルイエ(ル・マンウイナー、WECチャンピオン)
37.中嶋一貴(フォーミュラ・ニッポンチャンピオン、WEC)
38.ジャック・ハーベイ(イギリスF3チャンピオン)
39.ダニエル・ジュンカデラ(F3ユーロシリーズチャンピオン)
40.ジャンマリア・ブルーニ(GTEル・マンウイナー、インターナショナルGTオープンチャンピオン)
41.ニール・ジャニ(プチ・ル・マンウイナー、WEC)
42.マテオ・トゥッシャー(F2)
43.マキシム・マルタン(ブランパン耐久)
44.オリバー・ギャビン(ALMS GTチャンピオン)
45.ミッチ・エバンス(GP3チャンピオン)
46.ジョアン・クリストファーソン(スーパースターズチャンピオン、STCCチャンピオン)
47.マット・ニール(BTCC)
48.エイドリアン・カイフェ-ホブス(Auto GPチャンピオン)
49.ニコ・ロズベルグ(F1)
50.クレイグ・ブリーン(SWRCチャンピオン)