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投稿日: 2013.07.08 00:00
更新日: 2018.02.23 14:23

逆襲のガナッシ! ディクソンがポコノを制す


 ポコノ・レースウェイで開催されたIZODインディカー・シリーズ第11戦は、7日に決勝レースが行われ、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)が勝利。2位にチャーリー・キンボール、3位にダリオ・フランキッティが入り、チップ・ガナッシ勢が表彰台を独占した。佐藤琢磨(AJフォイト)は、序盤に上位を争うもピットインの際に他車と接触。左リヤにダメージを負いリタイアとなった。

 ペンシルベニア州の山中にあるユニークなオーバル・コース、全長2.5マイルのポコノ・レースウェイで行われたシリーズ第11戦では、ホンダ・エンジンを使うディクソンが今季初勝利を飾った。新スペックでパワーアップもなされたホンダ・エンジンだが、今回は燃費性能でシボレーに大きな差をつけて勝利を掴んだ。

 2位はチャーリー・キンボール、3位はダリオ・フランキッティで、チップ・ガナッシ・レーシングは設立以来初めての1-2-3フィニッシュを達成。この勝利はホンダにとっての今季4勝目で、ディクソンにとってはキャリア通算30勝目。さらには、チップ・ガナッシ・レーシングの共同オーナーでもあるターゲットにとっての100勝目、そして、ホンダにとってのインディカーでの200勝目と記念すべき勝利となった。

 1989年以来となるポコノでのインディカー・レースは、快晴の下で始まった。ポールポジションのマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)は優勝候補の筆頭で、彼はスタートからトップを守り続けた。しかし、今日のアンドレッティ勢は次々に不運やトラブルに見舞われた。

 まずはジェイムズ・ヒンチクリフが、スタート直後のターン1でクラッシュした。予選3番手でフロントロー・アウト側グリッドからスタート。チームメイトふたりの後ろ、3位を保ってターン1を曲がり始めた、その時にリヤが突然流れた。

 予選でクラッシュしたEJ.ビソは、マシンの修復が完全でなかったのかマシンのハンドリングが定まらず、レースを走り続けることができなかった。


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