更新日: 2018.02.17 02:36
過酷な1000kmはPETRONASが制す! MOTULが2位
スーパーGT第6戦インターナショナル鈴鹿1000kmは31日、173周の決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートしたPETRONAS TOM'S RC Fがノーミスで5ストップ作戦を完遂し優勝を飾った。2位はMOTUL AUTECH GT-R、3位はARTA NSX CONCEPT-GTという結果となった。
序盤からコース各所でアクシデントも発生し、荒れた展開となった2014年のインターナショナル鈴鹿1000km。GT500クラスでは各陣営によりピットインのタイミングが分かれる展開となったが、そのタイミングによって4ストップ5スティントか、5ストップ6スティントかが分かる展開となっていった。
スタートからトップを守っていったPETRONAS TOM'S RC Fは、速いペースを保ちながら5ストップ6スティントを選択。同様に燃料リストリクターを絞られていないDENSO KOBELCO SARD RC F、一方燃リスダウン組のウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GTは5ストップ、MOTUL AUTECH GT-R、燃リスダウンのレクサス勢は4ストップを選択していく。
とは言え、PETRONASは4ストップ組に決定的な差を付けられている訳ではなく、2〜3番手につけていたKEIHIN、MOTULにもチャンスがあった。しかし、87周目の130RでPETRONASを追っていたKEIHINがコースアウト! グラベルに出てしまい、リヤカウルを大きく破損。ダメージは内部にも及んでおり、無念のリタイアとなってしまった。