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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.01.28 00:00
更新日: 2018.02.16 21:22

重量40kg。ニッサン、ZEOD RCのエンジンを公開


 ニッサン/ニスモは27日、2014年のル・マン24時間耐久レースに“ガレージ#56”枠から出場予定のニッサンZEOD RCに搭載する、1.5リッター3気筒直噴ターボエンジン『DIG-T R』の画像を公開した。

 革新的な環境技術を志向したマシンに与えられる特別枠、ガレージ#56に出場予定のニッサンZEOD RCは、電気自動車のリーフをベースとしたレーシングカー、LEAF NISMO RCの開発を通じて蓄積した技術を活用。ル・マン24時間の舞台であるサルト・サーキットを電力だけで1周走行できる技術を備えている“ゼロ・エミッション・レーシングカー”だ。

 電気駆動を支える回生装置を備えるZEOD RCは、ドライバーがマシンに搭載された電力駆動と1.5リッター3気筒直噴ターボエンジンの駆動を切り替えることが可能。EVモードで1周走行した後、エンジン駆動に切り替え回生を行い蓄電、再びEVモードで戦うことができる。

 そんなZEOD RCは、ベン・ボウルビーが設計した非常に高いL/D値をもつボディをもつが、今回公開された1.5リッター3気筒直噴ターボエンジン『DIG-T R』もまた驚異的な小ささと軽さのエンジンに仕上げられた。