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スーパーフォーミュラニュース

投稿日: 2016.02.18 00:00
更新日: 2018.02.17 12:58

関口が候補に再浮上。デュバルがSF参戦断念か


 今季、スーパーフォーミュラ(SF)への復帰を目指しているとみられるロイック・デュバル。2月4日に行われたトヨタの体制発表会で名前は発表されなかったものの、トヨタ陣営のSFシートのうち、3席が“TBD(調整中)”となっており、水面下でデュバルとの交渉が続いていると考えられていた。しかし、ここにきてデュバル本人がSF参戦に消極的になっていることが明らかになり、新たな候補として関口雄飛の名が再浮上してきた。

 デュバルは昨年、世界耐久選手権(WEC)とフォーミュラEに参戦したものの、SFには参戦せず。それでもシーズン中のメーカーテストや11月の鈴鹿テストには姿を見せ、SF14をドライブしたほか、2016年シーズンに再びレギュラーシートを掴むべく、前向きに活動する姿勢も見せていた。

 加入チームの筆頭候補に挙がっていたのが、星野一義監督率いるチームインパル。一部ではチーム加入は確実とまで言われていたが、4日の体制発表間際にジェームス・ロシターもドライバー候補として浮上していることが判明。デュバルとロシターがインパル20号車のシート争う形となっていた。最終的にトヨタ体制発表ではTBDとだけ公表されたが、発表会当日に一瞬、トヨタ系のウェブサイトでチームインパルの欄にデュバルの名前が掲載され、その後削除されるというハプニングもあった。こういった状況を考慮しても、やはりデュバルのチームインパル加入はほぼ確実と思われていた。

 しかし、ここにきて状況が一変。昨年の鈴鹿テストとは異なり、デュバルからSF復帰へ消極的な発言が増え始めているというのだ。海外メディアが報じたところによると、デュバル自身はSF参戦に向け交渉中であることは認めているものの、すでにWECとフォーミュラEへの参戦も決まっており、SFも含めた3カテゴリーへの参戦は現実的ではないとしている。