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投稿日: 2014.12.31 00:00
更新日: 2018.02.23 16:12

電通プロデューサーに訊く、フォーミュラE


 今年からFIAジャン・トッド会長の肝いりで始まったフォーミュラE。9月の北京での開幕戦から多くの注目を浴びて、モータースポーツ界でもその存在感を高めている。我が国からは鈴木亜久里率いるアムリン・アグリ・チームが参戦、開幕戦では佐藤琢磨も登場して注目を浴びた。

 このフォーミュラEを日本で普及させようと尽力する総合プロデューサーが広告代理店・電通のスポーツ局・金淳一部長。自身、鈴鹿8耐に参戦するほどの実力あるレーサーで、公私ともに長くモータースポーツに関わってきた電通マンだ。その金部長に、フォーミュラEへの想いを語ってもらった。そこには、単にモータースポーツに限定されない自動車の未来の形や新しい自動車社会が見え隠れしている。

――広告代理店の電通がフォーミュラE推進を買って出た理由は?

「広告会社の役割は、新しい発明に付加価値をつけ、社会を元気にすることです。これからの自動車社会を、エネルギーとエコロジーという観点から我々なりに考えてきましたが、やはり活発な議論を促すには、何かシンボリックなイベントが必要だなと感じていました。そんな時にヨーロッパでフォーミュラE構想が立ち上がり、すぐに提携しました。モータースポーツという切り口はインパクトがあります。フォーミュラEはそのモータースポーツでも今までの既成概念には当てはまらない新しいものです。これを使えば、モータースポーツの価値や認識を変えることが出来ると同時に、社会におけるクルマのあり方を変えていけるのではないか、そのきっかけになれるのではないかと考えたのです。人々が幸せに暮らせる自動車社会づくりに広告会社が果たせる役割を真摯に考えたら、電気自動車レースに辿り着きました」


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