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F1ニュース

投稿日: 2012.11.22 00:00
更新日: 2018.02.16 13:00

韓国GP、3年連続赤字で継続に懸念


 韓国GPのオーガナイザーは、3年連続でグランプリ開催により多額の損失が出たことを明らかにした。今年の損失は約30億円に上るということだ。

 2010年に初開催された韓国GPは、初年度に約5,000万ドル(約41億円)、今年は約3,640万ドル(約30億円)の赤字が出たという。
 韓国GPは昨年の時点で今後の開催に疑問が持たれていたが、主催者は開催継続のために契約条件に関して改めて交渉したいと述べていた。現在の契約期間は7年間となっており、2013年のカレンダーにも韓国GPは含まれている。

 大幅な赤字にかかわらず、オーガナイザーは韓国GPの開催は長期的には大きなメリットが期待できると自信を持っている。
「この損失が来年にどのような影響を及ぼすのかを判断するのは難しい」とオーガナイザーはロイターに対してコメントした。
「事業損失に関する懸念は大きいが、3年連続で損失が出たのは単なる短期的影響に過ぎない」
「長期的に見れば、F1イベントはわが国により大きな利益をもたらすだろう。今後韓国自動車業界のための道を開くと同時に、新しい産業の発展にも役立つはずだ」


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