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F1ニュース

投稿日: 2015.10.19 00:00
更新日: 2018.02.17 11:04

風洞のアップデートタイミングを図るFインディア


 フォース・インディアは、2017年の大幅なレギュレーション変更を前に、風洞プログラムのアップデートを一時中断している。

 チームは今年、それまで使用してきたブラックレーの風洞施設に替え、ドイツ・ケルンにあるトヨタ・モータースポーツ所有の風洞を使用することを決めた。

 ただ、フォース・インディアの副代表を務めるボブ・ファーンリーは、チームがレギュレーションで許されている60パーセントモデルではなく、50パーセントのモデルを今も使用していることを明らかにした。

 彼らは当然より大きなモデルへの切り替えを望んでいるが、2017年の大幅なレギュレーション変更を待つ方が得策であると考えている。

「ひとつには予算上のものがある。その余裕が我々にあるのかどうかを確認する必要があるんだ」とファーンリー。
「もうひとつがタイミングだ。実施が16年か17年のどちらかと言われれば、おそらくは大幅な変更がある17年になるだろう」
「最初のプログラムが始まったとき、17年に大幅な変更の見通しが必ずしもあったというわけではないからね」

「したがって、今は我々にとってベストなプログラムがどうあるかを決定するための再評価を行っているところだ」

 ファーンリーは、トヨタへの変更がBスペックカーの成功に重要な役割を果たしたと付け加えている。
「新しい風洞は、我々がウイリアムズや他のチームと安定して戦えることを可能にした」とファーンリー。
「ブラックレーの風洞は非常に限られていたんだ」


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