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国内レース他ニュース

投稿日: 2013.10.03 00:00
更新日: 2018.02.16 19:01

14年開催の『スーパーカーレースシリーズ』とは


 ヨーロッパを中心に世界各国で使用され、アジアでも近年同じ規定の車両を使ったレースが増えているFIA-GT3規定。日本でもスーパーGT300クラスやスーパー耐久でこの車両が使われているが、2014年に向け、新たなGT3を中心としたジェントルマンレースが構想されている。

 このレースは、スーパーGTにOKINAWA-IMP SLSで、スーパー耐久でPETRONAS SYNTIUM TEAMでメルセデスベンツSLS AMG GT3を走らせているシフトの代表、竹内浩典が構想するもの。もともとFIA-GT3規定の車両は、ヨーロッパではレースを愛好するリッチなジェントルマンドライバーがプロと組み戦うレースで使用されることを想定されており、車両コストは3000万〜4000万程度。FIAによる性能調整(BoP)によって均衡が図られている。

 日本ではスーパーGT300クラスとスーパー耐久のST-GT3クラスでGT3車両が参加ができるが、GT300クラスではJAF-GT車両との混走、またプロ化が進み、ジェントルマンドライバーにはハードルが高い。また、スーパー耐久はGT3と、ST1からヴィッツやデミオが走るST5クラスまでの混走という状況でリスクが高い。