F1ニュース

投稿日: 2009.03.18 00:00
更新日: 2018.02.15 12:26

2009年F1は優勝数が最も多いドライバーがチャンピオンに


 17日、FIAがF1のコスト削減およびエンターテイメント性向上のための方策を発表、2009年は優勝数が最も多いドライバーがワールドチャンピオンの称号を与えられることを明らかにした。

 フォーミュラワン・チームズ・アソシエーション (FOTA) は12-9-7-5-4-3-2-1の新ポイント制を提案しており、フォーミュラワン・マネージメント (FOM) のバーニー・エクレストンはメダル制を推していた。しかしFIAは、現在の10-8-6-5-4-3-2-1制を維持した上で、シーズンで最も多く優勝を挙げたドライバーにタイトルを授けることを決めた。

 世界モータースポーツ評議会の会合の後、以下のような声明が発表された。
「WMSCはフォーミュラワン・マネージメントによる、シーズン中最も多くのレースで勝利したドライバーにドライバーズチャンピオンを授けるという提案を受け入れた」
「ふたりか3人、優勝数が同じドライバーがいた場合、タイトルはポイント数の多い方に与えられる。ポイント配分は、現在の10-8-6……のシステムを使用する」
「2位以下の順位は、現在のポイントシステムに従って決定される。1、2、3位にメダルを与えるという規定は設けない。コンストラクターズ選手権には変更はない」

 このシステムになると、ひとりのドライバーが独走した場合、シーズン終盤までタイトル争いを楽しむことができなくなる可能性がある。


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