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F1ニュース

投稿日: 2014.12.04 00:00
更新日: 2018.02.17 04:44

2015年F1規則:VSCなどセーフティカー規定が変更


 FIA世界モータースポーツ評議会の会合が行われ、バーチャル・セーフティカーの導入など、さまざまなF1規則変更が決定された。

 3日の会合において、今年導入されたものの不評だったダブルポイントは廃止、安全面からセーフティカー出動後のスタンディングリスタート案も廃案となった。

 また、バーチャル・セーフティカー(VSC)の導入も正式に決定した。VSCは日本GPでのジュール・ビアンキの事故から安全性向上を図るために考案されたシステムで、仮想のセーフティカー出動コンディションを導入することで、走行スピードを厳しく減じさせるもので、ドライバーは指定されたデルタタイムに従って減速しなければならない。アメリカGP以降、このシステムのテストがフリープラクティスの際に行われてきた。

 テストの結果、2015年導入が承認されたVSCに関し、FIAは次のように説明している。
「コースクラークの指示によりコース上の戦いを中断するためVSCの手順が開始される。コース上でダブルイエローフラッグを振る必要がある状況で、競技者あるいはオフィシャルが危険にさらされる可能性があるものの、実際のセーフティカー出動を許可するほどの状態ではない場合に使用される予定だ」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています