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スーパーGTニュース

投稿日: 2011.02.06 00:00
更新日: 2018.02.16 00:51

“4代目”ミク号はZ4 GT3! 谷口&右京SDが新加入


 6日、幕張メッセで開催されているワンダーフェスティバル2011[冬]で、初音ミクカラーでおなじみのGSR & Studie with TeamUKYOが2011年の体制発表会を行った。マシンは新たにFIA GT3仕様のBMW Z4 GT3に変更され、ドライバーは谷口信輝/番場琢というコンビに、そして新たに片山右京がスポーティングディレクターとして加入した。

 幕張メッセで行われたGSR & Studie with TeamUKYOの発表会では、残念ながらニューマシンであるZ4 GT3は展示されなかったものの、2009年まで使用されていた初音ミク Studie GLAD BMW Z4が置かれ、レースクイーンとともに華を添えた。

 今季のミク号は、新たに昨年までM7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7を走らせていた谷口信輝が加入。これまでも初音ミク号をドライブしてきた番場とコンビを組むことになり、強力なドライバーラインナップが敷かれることとなった。

 また、体制面でもこれまでのGSR/Studieの体制に加え、元F1ドライバーである片山右京がチームに加入。右京はスポーティングディレクターという役職からチームを支援することになる。さらに、メンテナンスガレージは、M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7をメンテナンスしていたRSファインが務めることとなり大幅に体制が強化された。

「今年はチャンピオン目指すことしか考えていない」と発表会で谷口は力強く宣言。相方となる番場については「速さはあるので、セットアップであるとか、僕がいろいろとサポートしていけたら」とコメント。一方、これまでミクGTを引っ張ってきた番場は「谷口さんは僕がレースを始める前からの憧れ。大先輩なので、いろいろなことを吸収していき、最終的にチャンピオンを獲りたい」と語っている。

 新たに導入されるBMW Z4 GT3は、Z4 GT3自体を手がけるドイツのシューベルト・モータースポーツが走らせていたマシンで、先日のドバイ24時間で総合優勝を果たした76号車そのものだという。現在、ドバイからシューベルトに戻りオーバーホールを受け、2月中旬には日本上陸。気になるカラーリングについては3月頃になるという。

 発表会ではGSR & Studie with TeamUKYOの“スペシャルサポーター”として、F1ドライバーの小林可夢偉がなんとビデオ出演。収録時に隣にいた右京いわく「テイク11くらい(笑)」というビデオだったが、「皆さん絶対に応援して下さいね!」と新生初音ミク号にエールを送った。