レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.11.30 00:00
更新日: 2018.02.17 04:40

67歳フィッティパルディがWEC参戦を語る


 ブラジル・インテルラゴスで開催されているWEC世界耐久選手権の今季最終戦。このレースに、1972年・74年にF1ワールドチャンピオンに輝いたブラジル人ドライバー、エマーソン・フィッティパルディが参戦している。そんなフィッティパルディに、今回のレース参戦について聞いた。

 72年に初めてのF1ワールドチャンピオンを獲得し、74年にはマクラーレンに移籍して二度目の王座に輝いたフィッティバルディは、89年にはCARTでもチャンピオンに。96年、クラッシュによる負傷療養のため引退した形になったが、その後もモータースポーツ界で精力的に活躍し、2013年にはLMP2マシンのテストも経験。今回のWECインテルラゴス戦には、AFコルセの61号車フェラーリ458イタリアでLM-GTEアマクラスを戦う。

「僕は1970年代、アメリカでレースをしていて、ポール・ニューマンも同じレースに出ていた。彼とはとてもいい友達だったんだよ」と、俳優でレーシングドライバーとしても活躍したニューマンを引き合いに出して、今回の参戦について語ったフィッティパルディ。

「そのポールが、1994年にデイトナ24時間耐久レースでクラス優勝しただろう? 彼はその時、70歳になろうとしていたんだ。ハリウッド俳優である彼がその歳で優勝できるのに、今67歳の僕が勝てないってことはない。僕はプロのレーシングドライバーだったんだからね」

「それで、またレースに出たいなと思っていたんだ」