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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2010.08.23 00:00
更新日: 2018.02.15 21:48

ALMSロードアメリカはドライソン・レーシングが逆転優勝


 アメリカン・ル・マン・シリーズの第7戦ロードアメリカで、ドライソン・レーシングのローラB09/60・ジャッド8号車(C.ドライソン/J.コッカー)が終盤の逆転劇で今季初優勝を遂げた。

 レースは序盤からオートコン・モータースポーツの12号車ローラB06/10・AER(C.ウィルマン/T.バーゲス/J.モーレム)がリード、ポールシッターの8号車はオープニングで遅れ5番手からの追い上げとなった。

 レースはその後12号車に続き1号車のパトロン・ハイクロフト(デイビッド・ブラバム/サイモン・ペジナウ組)、6号車マッスルミルク・チーム・サイトスポーツのポルシェRSスパイダー(G.ピケット/K.グラフ)とリーダーが変動、8号車も中盤43周目にようやくトップに躍り出るが、8号車はライバルチームが最後のピットストップを回避するなか、57周目に上位勢で唯一となるピットストップを行い、終盤を前に4番手に交代してしまう。

 6号車がトップのまま、迎えた残り4周。レースはこのままフィニッシュするかに思われたが、チェッカー目前にトップを走る3台は燃料セーブを強いられてしまう。するとこのチャンスを活かし8号車が一気にスパートをかける。ラストラップを前に2番手に浮上した8号車は、ファイナルラップでもトップを走る6号車をパスしてそのままフィニッシュ! ドライソン・レーシングはこの勝利で今季5チーム目となる勝者に輝くこととなった。

 6号車が2位、3位には1号車が入った。LMPCクラスはグリーン・アース・チーム・ガナーのオレカ99号車(G.ジーンネット/E.ジュリアン)、GTクラスはBMW M3 GTの90号車を走らせたBMWレイホール・レターマン・レーシング(D.ミューラー/J.ハンド)、GTCクラスは54号車ポルシェ(T.パパス/J.ブリークモレン)がそれぞれクラス優勝を遂げている。


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