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F1ニュース

投稿日: 2009.10.08 00:00
更新日: 2018.02.15 15:44

BMWザウバーがクビカのこれまでの貢献に感謝


 来季に向け、ルノーF1チームと契約したロバート・クビカに対し、現在所属しているBMWザウバーが、これまで大きな貢献をしてきたとして感謝の言葉を送った。

 クビカは来年もBMWザウバーとの契約が残っていたものの、BMWが今季末でのF1撤退を決めており、クビカとチームは契約の早期解除において合意に達したという。

 BMWモータースポーツディレクターのマリオ・タイセンは、チームの歴史において重要な節目を作ってきたクビカに感謝し、今後の活躍を祈った。
「ロバートはチームにおいて重要な役割を果たしてくれ、我々も彼のために重要な役割を果たしてきた。彼はまだF1の経験がなかった2006年にテストドライバーとして我々のチームに加入し、我々はそのシーズンのうちに彼を(レース)ドライバーに昇格させた。彼は2008年バーレーンでチーム初のポールポジションを獲得、同じ年のカナダで初の優勝を飾り、我々の期待に応え、我々チームの歴史の重要な節目を作った。彼が強力で安定したパフォーマンスを示してくれたことに感謝し、彼の今後の活躍を祈る」

 クビカは、F1デビューのチャンスをくれたチームに対して感謝の意を表した。
「F1マシンに乗るチャンスを与えてくれたBMWザウバーF1チームの人々に心から感謝している。僕はいい結果を出すことで、自分への信頼に応えられたと思っている。2008年にはバーレーンで初のポールポジションを獲得、カナダでは初の優勝を勝ち取った。ふたつとも僕にとてっては忘れることのない思い出となるだろう。2010年には僕は新たなチャレンジに立ち向かう。BMWザウバーF1チームで一緒に働いてきた皆の今後の活躍を祈っている。将来またF1で一緒に仕事をすることがあるだろう」

 BMWザウバーF1チームは来季の参戦に向け、スイスの投資法人カドバック・インベストメンツに買収されることが決定しており、新チームは後日ドライバーラインナップを発表するとのことだ。


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