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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2016.01.29 00:00
更新日: 2018.02.17 12:43

BMW M6 GTLM、デイトナに100周年カラーで参戦


 BMWは、今週末のデイトナ24時間レースから幕を開けるウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップに投入する2台のBMW M6 GTLMを公開。BMW100周年を記念したスペシャルカラーを披露した。

 1台目の25号車は、これまでBMWのモータースポーツ史で活躍してきたマシンをレトロな色彩で描いており、1975年のセブリング12時間でドイツメーカーとして北米初の優勝を飾った通称”バットモービル”のBMW 3.0 CSLが描かれている。

 当時優勝を手にしたハンス・シュトゥック、サム・ポージー、ブライアン・レッドマン、アラン・モファットらがつけていたカーナンバー25をこのマシンに採用。この他にも、1970年代後半から80年代前半に活躍したM1や、1999年のル・マン24時間優勝マシンのV12 LMR、2011年のALMSでクラスタイトルを手にしたM3 GTなど、3.0 CSLと合わせて4台のマシンが描かれている。どれもBMWのモータースポーツ史を象徴するマシンだ。

 また2台目の100号車は、今年で創立100周年を迎えるBMWを記念するカラーリングとなっており、3次元格子の未来的なデザインを採用。両サイドには「THE NEXT 100 YEARS(次の100年)」というメッセージも刻まれている。

 2台は今週末のデイトナ24時間にGTLMクラスから参戦。25号車はビル・オーバレン、ディルク・ウェルナー、アウグスト・ファーフス、ブルーノ・シュペングラーがドライブ。100号車はルーカス・ルアー、ジョン・エドワーズ、グレアム・レイホール、クノ・ウィットマーのラインアップとなっている。

 BMWのイエンス・マルカルト代表は「今年のWSCC開幕は、記念すべき年の始まりを意味する。BMW M6 GTLMに描かれたBMW100周年記念と北米レース界での我々の活躍を振り返るスペシャルカラーをファンが気に入ってくれることを望んている」とコメントした。