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スーパーGTニュース

投稿日: 2015.11.04 00:00
更新日: 2018.02.17 11:24

DIJON GT-R、SGT第7戦オートポリスは15位完走


2015 SUPER GT 第7戦 オートポリス レースレポート

日程:予選/10月31日(土),決勝/11月1日(日)
サーキット:オートポリス(大分県日田市)
参戦クラス:SUPER GT GT300クラス
エントラント:DIJON Racing
ドライバー:Takamori博士、田中勝輝
マシン:DIJON Racing GT-R(日産 GT-R NISMO GT3 /R35)
結果:予選22位 決勝15位(GT300クラス)

 2015年SUPER GTシリーズも終盤を迎え、大会唯一の九州開催となる大分県日田市オートポリスサーキットで、SUPER GT第7戦『SUPER GT IN KYUSHU 300KM』が10月31日から11月1日に開催された。

 今回の舞台であるオートポリスサーキットは山間の起伏の激しい地形を活かしたアップダウンの激しいテクニカルサーキットであり、標高が高いだけでなく、阿蘇山麓に位置することから天候変化の予想も難しく、レース戦略を組み立てるのが非常に難しい。DIJON RacingはTakamori博士と田中勝輝のコンビで第7戦に挑んだ。

■10月31日(土) フリー走行
 好天に恵まれたものの、秋の終わりを感じさせるまでに寒さを感じる中、ドライコンディションのなか、9時00分よりフリー走行が行われた。しかし、開始早々にGT500車両のクラッシュによる赤旗中断があり、車両回収及びコース整備に大幅に時間が掛かり、朝のフリー走行は実質的に1時間と非常に短時間となってしまった。

 陽は上がってきているが、まだ路面温度が18℃程度と低いため、様子見のラップを続け、マシンの感触とコース状況を入念に分析する。路面温度はなかなか上昇が少ないが、時間も限られている事からプログラムを消化するために積極的に周回し、DIJON Racing GT-Rは、終盤にTakamori博士がマークした1分47秒508がベストタイムとなり、このセッションはGT300クラス23位となった。

■10月31日(日) 予選Q1
 午前中に引き続き、好天の下で行われた予選Q1セッションはエースドライバーのTakamori博士が担当した。気温10℃、路面温度15℃と肌寒い中、13時30分にGT300クラスの予選Q1がスタート。タイヤを入念に温めるために計測2周目よりアタックを開始する。

 アタックラップに入ったTakamori博士、まずは1分47秒089をマークし2位につける。その翌周には1分46秒610までタイムを短縮し、順位は少し落としたものの6位と好位置につけるも、タイヤライフの影響を考慮して、早々に予選アタックを終了する。

 残り時間5分の時点で予選Q1突破ラインを上回る12位につけていたDIJON RacingGT-Rではあったが、セッション終了時にはライバル勢のタイムアップもあって22位まで後退し、残念ながらQ2進出に進出することは叶わなかった。