更新日: 2018.02.17 11:22
ENEOS SUSTINA RC F 第7戦は連続入賞となる8位
2015年 SUPER GTシリーズ
第7戦 レースレポート
開催日
予選:2015年 10月 31日(土)
決勝:2015年 11月 1日(日)
サーキット
オートポリス(1周4.674km)
決勝レース/周回数
65周(303.81km)
ドライバー
大嶋 和也 / 国本 雄資
順位
予選:9位 / 決勝:8位
シリーズ ランキング
大嶋 和也:10位/30ポイント(今回3)
国本 雄資:10位/30ポイント(今回3)
チーム:9位/44ポイント(今回6)
■難しいコンディションの中、粘りのレースで第7戦APで8位に入賞
前戦菅生で表彰台目前の4位を得たENEOS SUSTINA RC F。シリーズラスト2戦となり、ウエイトハンデが半減となったオートポリスでは予選9番手から決勝をスタート。途中から雨が降る難コンディションとなる中65周を走り切り、連続入賞となる8位入賞を飾った。
●予選(天気:晴れ / コース:ドライ)
気温8℃、路面温度13℃と肌寒いながらも爽やかな秋晴れとなった10月31日(土)。午前9時にスタートした公式練習では、序盤大嶋がステアリングを握って周回を重ね1分35秒314をマーク。セッション半ばを過ぎた午前10時03分からは国本がドライブ。ロングランを行った国本は、1分36〜37秒台で周回を重ねる。ラスト10分間のGT500占有時間帯には、再び大嶋が乗り込んで予選シミュレーションを行ったが、1分34秒069で一時3番手にENEOS SUSTINA RC Fを押し上げるも、ガス欠症状が出てストップしてしまう。
しかし、大きなトラブルはなくその後のサーキットサファリを走行したENEOS SUSTINA RC Fは、午後1時50分から行われたGT500のQ1に大嶋のドライブで挑んだが、アタックラップに前のマシンがスローダウンしてしまい、仕切り直しとなった計測3周目に1分34秒105を刻んだものの、僅か100分の6秒という僅差で9番手に。惜しくもQ2進出権を逃したENEOS SUSTINA RC Fは、決勝を9番手からスタートすることとなった。
●決勝(天気:曇りのち雨 / コース:ドライ&ウェット)
どんよりとした曇り空となった決勝日。午前9時からのフリー走行では前半を大嶋がドライブし1分37秒304を刻んで4番手につけると、後半は国本に代わってチェッカーまで周回したENEOS SUSTINA RC Fは、このフリー走行で最終的に6番手とまずまずの手応えを得て、午後の決勝に臨んだ。
午後2時07分にスタートした65周の決勝レース。スタートドライバーを務める大嶋は9番グリッドからスタートし、オープニングラップにひとつポジションを上げ8番手に。さらなるポジションアップを狙った大嶋だったが、ペースが悪いながらもストレートの速い64号車に抑えられてしまい、数台による密集状態の攻防の中で、一時は11番手まで後退してしまう。しかし、そこからじりじりとポジションを挽回した大嶋は、時折雨が降るトリッキーなコンディションとなるも、5番手まで挽回してピットイン、国本にバトンを託す。
ステアリングを引き継いだ国本は、さらに断続的に雨が強まる難しいコンディションながら、ベストタイムを更新するなど健闘。ENEOS SUSTINA RC Fは終盤9番手を走行も、ファイナルラップに1台がコースアウトしたこともあり、粘りのレースで8位でのチェッカーとなった。