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F1ニュース

投稿日: 2014.08.25 00:00
更新日: 2018.02.17 02:28

F速分析:勝負の鍵はベッテルが握っていた


 ベルギーGPは予想外の結果に終わりました。マシンの特性上、トップチームの中でもっともスパ・フランコルシャンに合わないと思われていたレッドブルのダニエル・リカルドが優勝……。スタート前には全く想像できませんでした。

 リカルドはなぜ勝つことができたのか? メルセデスAMGの同士討ち、タイヤマネジメントの上手さなど、いくつかの要素があったと思いますが、中でも最大の勝因は、セバスチャン・ベッテルの存在だったのではないかと思われます。

 レース中、ベッテルは2度にわたって後続車を押さえるというシーンがありました。最初のスティントではフェルナンド・アロンソ、バルテリ・ボッタス、キミ・ライコネンを押さえ、次のスティントではロズベルグとボッタスを押さえました。中でもロズベルグとボッタスをベッテルが押さえたことが、リカルドの勝利に大きく貢献しました。