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F1ニュース

投稿日: 2012.07.02 00:00
更新日: 2018.02.16 09:54

F1コスト削減案で合意が成立せず、期限が延長


 F1チームはコスト削減に関する2013年の新規則において合意に達することができず、FIAは期限を3週間延長することを決めた。

 世界的な金融危機の中、F1の参戦費用を削減する必要性が叫ばれている。コスト削減のためのテクニカルレギュレーションの変更を行うためのファクス投票が6月30日までに行われる予定だったが、規則案に関してチーム間で意見が一致しなかったとみられている。

 このままでは2013年のF1テクニカルレギュレーションが変更されない可能性が高い。7月からは規則変更には全会一致の合意が必要となるが、レッドブル・レーシングおよびスクーデリア・トロロッソと、他のチームとはリソース削減協定(リソース・リストリクション・アグリーメント)に関して意見が異なっているからだ。

 しかしFIAとチームの財務担当者が話し合いを続け、状況を進展させようとしており、FIAは代替案を受け入れるための新たな期限を設けた。

 7月24日までに、FIAがリソース・リストリクション・アグリーメントを監視するような規則と、コストを削減するためのスポーティングレギュレーションの変更に過半数が賛成した場合、これが承認されると、チームは通知されたといわれている。

 2013年F1選手権へのエントリー締切は9月30日に延期されており、来季スポーティングレギュレーション変更の導入がその日まで延期される可能性もある。