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F1ニュース

投稿日: 2016.01.29 00:00
更新日: 2018.02.17 12:43

F1新規定、ピレリに「攻められる」タイヤを要求


 来週、ピレリとF1上層部との重要なミーティングが行われる。ピレリ側は、新レギュレーションにおけるタイヤの役割について明確な指針を示してもらうことを望んでいる。

 ピレリのマルコ・トロンケッティ・プロベラ会長とモータースポーツディレクターのポール・ヘンベリーは、2月2日にミラノでF1の総帥バーニー・エクレストン、FIAのジャン・トッド会長、そして数名のドライバーと会談し、2017〜19年のタイヤ供給契約に関する今後の計画を話し合うことになっている。

 2017年からの車両規定がいまだに定まらないため(今週の金曜日にFIAのチャーリー・ホワイティングとチームのテクニカルディレクターたちが、その問題について会議を行う)、現時点ではタイヤが果たすべき役割についての明確なプランも見えていない。

 ドライバーたちは、より攻撃的なドライビングができて、しかもデグラデーションが少ないタイヤを求めている。

 ピレリの基本的なスタンスは「F1が求めるのであれば、どのようなタイヤでも喜んで供給する。だが、それにはまず明確な指針が必要」というものだ。

「ピレリとしては、タイヤに関するルールの見直し、ドライバーからの意見、あるいはプロモーター、FIA、チームからの要望といったものは、どんなことであれ歓迎する」とヘンベリーは英国オートスポーツに語った。