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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2009.07.28 00:00
更新日: 2018.02.15 14:21

FIA GT:2010年スペックのニューカマー「ムルシエラゴLP6760 R-SV」がお披露目


 レイター・エンジニアリングは、アルデンヌを舞台に行われたスパ24時間レースの週末において、2010年スペックのGT1マシンを所有する最も新しいチームとなった。

 2010年規定のマシンは、ニスモが開発したニッサンGT-Rのほかにマテック製フォードGTの2台がすでに今シーズンのレースへ出場している。これに続く3台目のニューカーとなるランボルギーニ・ムルシエラゴLP6760 R-SVは、今春デビューしたムルシエラゴLP670-4(スーパーヴェローチェ)をベースとして、2010年に導入されるGT1新レギュレーションに合わせて製作された新たなマシンということになる。

「現在のGT1マシンはおよそ90万ユーロ(約1億2000万円)の販売価格がつけられている」と語るのは、シリーズプロモーター代表のステファン・ラテル。
「だが、ハンス(・ライター)はムルシエラゴR-SVを48万ユーロ(6500万円)で提供したいと話してくれた」

 このマシンには完全な標準仕様のランボルギーニSVエンジンが搭載され、従来のハイパフォーマンスエンジンに比べ格段に安く収められることが容易に想像できる。
「これこそ、まさしくGT1が求めていたものだ。我々は非常に満足している」


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