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スーパーGTニュース

投稿日: 2013.09.11 00:00
更新日: 2018.02.16 18:31

GAINER、グリーブスと提携しWEC富士に挑戦決定


 スーパーGT300クラスでメルセデスベンツSLS AMG GT3で参戦しているGAINERは11日、10月18日〜20日に予定されているWEC世界耐久選手権第6戦富士にグリーブス・モータースポーツと提携、ザイテックZ11SN・ニッサンで参戦すると発表した。

 今季はスーパーGTのGT300クラスで2台のメルセデスベンツSLS AMG GT3を走らせ、シリーズチャンピオンを争うトップチームのひとつとなっているGAINER。過去には2005年には童夢S101HB・無限でル・マン24時間に参戦した実績もある。

 その後もGAINERではル・マンへの挑戦を模索。もちろん、トップカテゴリーであるLMP1への挑戦を前提としていたというが、近年のLMP1クラスは完全にメーカーワークスによる争いとなっており、GAINERではプライベーターによる現実的なカテゴリとしてLMP2に注目した。

 GAINERでは、今季のル・マン24時間の後からLMP2への調査を開始。ただ2013年から2014年にかけてレギュレーションが変更されることもあり、14年は新旧のマシンが混走する。そこで、どちらのマシンが有利なのか研究を重ねたというが、「残念ながら我々は、現在でも2013年カーと2014年カーのどちらが有利か? ハッキリとした答えを得ていません。そこで2014年は新旧のマシンが混走するため、我々は、2014年まで、慎重な調査を行うことを決定しました」と研究を継続することを決めたという。