レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

スーパーGTニュース

投稿日: 2015.06.02 00:00
更新日: 2018.02.17 08:24

GAINER TANAX GT-R、第2戦富士で今年初優勝


■5月1日(土曜日)
公式練習 8:50~10:25 晴/ドライ/気温22度/路面温度:28度
サーキットサファリ 10:45~11:00 晴/ドライ/気温23度/路面温度:34度
ノックアウト予選 1回目 14:15~14:30 晴/ドライ/気温:25度/路面温度:39度
ノックアウト予選 2回目 15:00~15:12 晴/ドライ/気温:26度/路面温度:39度

 今年もゴールデンウィーク恒例の第2戦富士500kmレースが、好天に恵まれた中で開催された。開幕戦はポールポジションからのスタートだったが、路面コンディションとタイヤがあわず7番手でチェッカーを受けた。マシンの戦闘力の高さは前回で証明済みなので、今回は必ず表彰台の一番たかい所に登るべく気合いを入れて富士入りしていた。練習走行の走り出しはAndre COUTOから。OUTINでピットへ。マシンチェックを行い再びコースへ。

 計測2周目には01‘38.700で4番手に。タイヤ比較・セットアップを行う。その後千代勝正と代わりセットアップの詰めを行い、このセッションは6番手で走行を終えた。この後のサーキットサファリにて、前回の富士テスト終盤を担当した富田竜一郎が乗車。続いて千代がセットの最終確認を行い、前回の富士テストとの違いを福田エンジニアに伝え、午前の走行は終了した。Q1を担当するのは千代。

 予選開始から5分間のウェイティングをしてから11号車に続いてコースへ。計測2周目に01‘37.923をだし暫定8番手に。続いてアタックをしているさなか、ダンロップコーナー2つめに2号車MCが芝生にマシンを止めて赤旗が提示される。残り5分間の予選時間が与えられるが、千代はマシンに乗ったまま待機。その後上位に変動はなく、Q2に駒を進めた。赤旗中断により若干のスケジュールが遅れる中、Q2は開始された。Q2の担当はAndre。少し時間をおいてからコースへ、計測1周目、2周目とタイムアップしていく。3周目には01‘37.242で暫定トップに。その後31号車PRIUS、3号車GT-Rにタイムを更新され、3番手で予選を終えた。

Andre COUTOドライバーコメント
今日は良い予選が出来ました。みんなにとってハードなコンディションだったが、練習走行では6番手でしたが、予選では3番手を獲得することが出来ました。グリッドは思った以上に上がりました。明日は500kmを走るには、3番グリッドは良いところからのスタートになる。非常に長いレースなので、着実に予選のポジションよりも前を走ります。タイヤもマシンも非常にいいので、明日は良い仕事をしますので期待してください。

千代 勝正ドライバーコメント
前回の富士のテストよりも気温がだいぶ上がり、路面状況もあまり良くならない中で、車のバランスやセットアップに時間が掛かってしまいました。Q1を担当した予選では、車のバランスも良くなっていたので、狙っていきました。タイヤが暖まって一番良いときに赤旗が出て、タイミングが悪くベストのタイムが出せなかったのですが、前周のタイムが8番手でQ1は突破出来ました。赤旗の後はタイヤを温存するために走りませんでした。Q2はクート選手が簡単ではない中で、良いアタックをしてくれて、3番手のポジションを獲得してくれました。明日は長いレースになるので、しっかりとTEAMと力を合わせて着実にゴールまで車を運びたいと思います。


関連のニュース