投稿日: 2015.10.12 00:00
更新日: 2018.02.23 17:05
更新日: 2018.02.23 17:05
GP2ソチ決勝2・松下はチームメイトの王座に刺激
(米家峰起)
ロシアGP決勝前に行われたGP2第9戦ソチの決勝レース2では、クラッシュと赤旗中断によって大幅に短縮となったレース1の消化不良を晴らすかのように、ドライバーたちが積極果敢なバトルを見せた。
リバースグリッドでポールポジションについたのはアーサー・ピックだったが、スタートで好加速を見せたリッチー・スタンアウェイがあっという間に首位を奪い去り、ターン2で反撃を試みたピックは出口のソーセージ縁石に乗ってマシンが跳ねてしまい、後続のリオ・ハリアントに2位を奪われてしまった。
レース1でも派手なクラッシュが起きたターン2では、再び同じような混乱が発生。ほぼ全車がミディアムタイヤでスタートするなか、唯一ソフトタイヤを履くギャンブルに出た地元ロシアのセルゲイ・シロトキンがターン2にオーバースピードで突っ込んでしまい、ディーン・ストーンマンに追突してフロントウイングを失っう。ストーンマンはたまらずスピンを喫し、その混乱で後続のレネ・ビンダーとマーロン・ストッキンガーが絡み合ってコース上にストップ。これで、またしてもセーフティカーが導入されることになった。
この時点の順位は4番手ピエール・ガスリー、ラファエル・マルチェッロ、ストフェル・バンドーン、アレクサンダー・ロッシ。10番グリッドからスタートした松下信治は目の前で起きたスピンを切り抜け、10番手をキープしていた。
1 2