投稿日: 2015.08.24 00:00
更新日: 2018.02.23 16:55
更新日: 2018.02.23 16:55
GP2ベルギー決勝2・松下は「慎重に」7台抜き
(米家峰起)
GP2第7戦スパ・フランコルシャン決勝レース2は、前日のレース1とは対照的に静かな幕開けとなった。2番グリッドのナタナエル・ベルトンの加速が鈍く、アレクサンダー・ロッシが3番グリッドから2番手へ。後方では大きな混乱もなく各車オールージュへと向かっていった。ここで前日の勝者ストフェル・バンドーンは8番グリッドから一気に5位まで浮上している。
続くケメルストレートで、ロッシがポールシッターの僚友ジョーダン・キングに並びかけ、キングはターン5でオーバーシュートして飛び出してしまい、首位をロッシに明け渡してしまう。その後もレーシング・エンジニアリングの2台がワンツー態勢を維持したまま、レースをコントロールしていく。
バンドーンは3周目のケメルストレートでDRSを使い、ジュリアン・リールを悠々とパスして4番手に。11周目には同じようにベルトンをパスして3番手まで浮上してきた。レーシング・エンジニアリングはタイヤのデグラデーションに苦しむ傾向があるだけに、タイヤに厳しいスパで終盤のバンドーンとの対決が見ものと考えられた。