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スーパーGTニュース

投稿日: 2015.08.29 00:00
更新日: 2018.02.17 09:58

GT300予選:ロータスが初PP、88kgのGAINER2番手


 スーパーGT第5戦は29日、鈴鹿サーキットでノックアウト形式の予選が行われ、GT300クラスはシンティアム・アップル・ロータスがレコードタイムを0.9秒近く上回るアタックをみせ、ポールポジションを獲得した。

 鈴鹿サーキット上空に薄雲が広がっているものの、雨が落ちてくる気配はなく気温27度、路面温度31度のコンディションで予選Q1はスタートした。なお、公式練習でクラッシュがあったRacing Tech Audiはマシンの修復が間に合わず、予選セッションには参加できなかった。

 Q1セッションでは、各車アタック1回目から1分59秒後半から2分00秒前半のタイムを記録していく。このなかで、まずは山内英輝がアタックを担当したSUBARU BRZ R&D SPORTが1分59秒240をマークしトップに立つ。すると、その後方からアタックを仕掛けていた中山雄一のTOYOTA PRIUS apr GTがレコードタイムを0.038秒上回る1分59秒077でトップに浮上した。

 Q1残り5分を切ったところで、各チームは2回目のアタックを行い、11番手までが1分59秒台のタイムを記録していく。午前の公式練習で2番手タイムを記録したRUNUP Group&DOES GT-Rが好走をみせ、1分59秒299を記録したが、上位2台には届かず3番手。その後もトップを上回るマシンは現れず、セッションは終了した。

 この結果、上位3台中2台をJAF-GTマシンが占める形でQ1は終了。3番手には午前の公式練習で好走をみせていたRUNUP Group&DOES GT-Rがつけ、以下、マネパ ランボルギーニ GT3、UPGARAGE BANDOH 86、VivaC 86 MC、Audi R8 LMS ultraと続いているほか、公式練習でトップタイムをマークしたシンティアム・アップル・ロータス、ポイントリーダーのGAINER TANAX GT-RもQ1通過を果たしている。また、昨年ドライバーズチャンピオンを獲得した初音ミク グッドスマイル SLSは、Q1進出に0.3秒届かず、Q2進出を逃している。

 GT500クラスのQ1セッションで赤旗が掲示されたため、予定より10分遅れの15時25分に、決勝レースのポールポジションを決める12分間のQ2が開始された。