レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

スーパーGTニュース

投稿日: 2015.11.14 00:00
更新日: 2018.02.17 11:34

GT500予選:王座争い混迷。KeePer RC FがPP獲得


 スーパーGT第8戦もてぎは14日、公式予選が行われ、GT500クラスではKeePer TOM'S RC Fが、開幕戦以来となる今季2度目のポールポジションを獲得した。

 GT300クラスでは第7戦でチャンピオンが決まった一方、GT500クラスではランキング上位6台が戴冠の可能性を残すとともに、首位のカルソニックIMPUL GT-Rと2位のMOTUL AUTECH GT-Rのポイント差はわずか2ポイントという接近した状況で迎えた今回の最終戦。しかし、予選Q1ではそのMOTUL GT-Rが12番手で敗退を喫する波乱の展開となった(→Q1レポートはこちら)。

 雨脚が強くなる中でコースアウトが続出したGT300クラスのQ2を終え、GT500クラスのQ2は予定通り15時5分12分間で行われた。コースオープンとともに各車コースインを果たすと、カルソニックGT-Rは今回も最後方からアタックを行っていく。

 セッション開始から5分ほどで本格的にアタックが始まると、トップタイムは1分53秒台から推移。ZENT CERUMO RC F、PETRONAS TOM'S RC F、KeePer RC Fとまずはレクサス陣営が首位を奪い合うも、RAYBRIG NSX CONCEPT-GT駆る伊沢拓也が残り5分というところで首位に浮上。その後、Q1を首位で終えたEpson NSX CONCEPT-GTもトップに躍り出る。

 KeePer RC Fを駆る平川は、残り4分というところで、そこまでのトップタイムを1秒以上更新する1分49秒738をマーク。ほとんどのマシンが最後までアタックを続けるも、このタイムは更新されず、KeePer RC Fが今季2度目のポールポジションを獲得。すでにチャンピオンの可能性はないものの、最終戦で意地を見せた。