投稿日: 2011.12.26 00:00
更新日: 2018.02.16 06:39
更新日: 2018.02.16 06:39
JTCC、12年の開催を断念。13年開催を目標に
(オートスポーツweb)
2012年から、日本でのS2000規定によるツーリングカーレース『JTCC』の開催を目指していたコンコルド・マネージメントは22日、2012年からの開催を延期し、13年からの開催を目指すと明らかにした。
WTCC世界ツーリングカー選手権と同様のS2000規定のマシンを使い、国内で5戦、中国で1戦の全6戦を開催する予定で計画を進めていたJTCC。コンコルド・マネージメント社と広告代理店のアサツーディ・ケイがシリーズを運営する予定で、石森プロとの協力や中国CTCC、WTCCとの協力関係が予定されていた。
もともと12年開催の予定で2010年に発表が行われていたが、この時期までシリーズに関するアナウンスもなく、シリーズカレンダーも明らかにされていなかった。22日、コンコルド・マネージメント代表の水野雅雄氏は、「今年当初の東日本大地震で非常に大きな打撃を受けたため、この結論を出さざるを得ませんでした。しかし、2012年度もエキシビションレースは開催していきたいと思います」とコメントをWTCC公式ホームページを通じて明らかにした。
一方、WTCCを運営するKSOのマルチェロ・ロッティは「コンコルド・マネージメントの出したこの結論は、我々も十分理解している。これからもコンコルド・マネージメントの計画、その他のS2000規定を広める活動を我々は全力でサポートしていく」とコメントしている。