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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2011.12.20 00:00
更新日: 2018.02.16 06:36

OAK、新LMP2を公開。来季北米にも参入へ


 スポーツカー耐久レースで活躍するOAKレーシングと、そのコンストラクター部門であるオンローク・オートモーティブは、2012年のカスタマー向けLMP2カー、OAKペスカローロLMP2のデザインを公開した。

 新しいOAKペスカローロLMP2は、2012年のACO/FIAレギュレーションに準拠しシャークフィンを備えるほか、コストコントロールに対応。空力に改良を受けダウンフォースの増強とドラッグの低減を果たしているという。

 OAKペスカローロLMP2はカスタマー向けにさまざまなエンジンに対応しており、現在OAKレーシングが使用しているジャッドのほか、ニッサン、HPD-ホンダ、さらにフォードエンジンを装着可能。1月にニッサンエンジン、12月にはジャッドエンジンでテストを行うという。

 OAKレーシングではまた、アメリカのオープンホイールレーシングではおなじみのコンクエスト・レーシングと提携を結んだと明らかにし、コンクエストが新たに組織した“コンクエスト・エンデュランス”がアメリカでのシャシー販売、インポートを務めると発表した。

「我々は喜んでコンクエスト・エンデュランスとOAKレーシング、オンローク・オートモーティブのパートナーシップを発表したい。OAKペスカローロはヨーロッパでも確固たる地位を築いており、今からアメリカでのシャシーの活躍が待ちきれない。2012年、そして将来において、ALMSでの素晴らしいチョイスになることに自信を持っている」とコンクエストのエリック・バシェラールはコメントを残している。


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