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投稿日: 2009.03.29 00:00
更新日: 2018.02.15 12:36

S耐:スーパー耐久開幕戦もてぎ決勝:08王者のBMW Z4がポール・トゥ・フィニッシュで優勝


 スーパー耐久シリーズ開幕戦、ツインリンクもてぎでの決勝は3月29日13時にスタートが切られ、400kmのレースが行われた。総合優勝はST-1クラスの谷口信輝/柳田真孝/ファリーク・ハイルマン組、PETRONAS SYNTIUM BMW Z4となった。

 午前中の予選と同様、好天のドライコンディションとなった決勝。13時に26台の予選通過車両と、クラスごとのドライバー別予選通過基準タイムをクリアできなかったが嘆願書により出走を認められ、最後尾スタートとなったTakamori.com/ガミさん組のテクノファーストZ33を加えた、合計27台が400km、84周先のゴールを目指してスタートを切る。

 ポールポジションからスタートのゼッケン1、谷口組のBMW Z4は、順調に周回を重ね84周を2時間53分38秒807で走りきり優勝。チームメイトの片岡龍也/吉田広樹/ジョハン・アズミ組のZ4も2番手でフィニッシュ、予選から1-2態勢を維持したままで前年度チャンピオンチームが、新シーズンに入っても強さを見せることとなった。
 3位には横溝直輝/佐藤公哉/田中哲也組のTEAM TETSUYAのZ33/380RS-C、ベストラップ、2分01秒004をマークした前嶋秀司/佐々木雅弘組のテクノファーストZ33/380RS-Cが4位でフィニッシュ。

 ランサーエボリューションXとIXの新旧対決にGRBインプレッサが絡むST-2クラスの戦いは、RSオガワのランサーエボリューションIX(坂口良平/谷口行規/小川日出生)が総合トップから4周遅れの82周で優勝。2位に筒井克彦/小泉和寛/大瀧賢治組のシーケンシャルエランサー、エボX最上位は3位の峰尾恭輔/村田信博組のENDLESS。
 クラスポールからスタートしたテスト&サービスのエボX(佐々木孝太/菊地靖)は途中で大きく遅れ、総合トップから23周遅れの61周でレースを終了し、唯一のインプレッサ、大澤学/吉田寿博組の東和インテックレーシングGRBは77周でクラス5位となった。

 ST-3クラスは小林且雄/伊橋勲組のFINA ADVAN M3がクラスポールの5ZIGEN NSX(平中克幸/吉本大樹/松浦孝亮)をかわすと追撃を振り切り、優勝を挙げる。クラス2位には46秒遅れで5ZIGEN NSX、3位には、なかむらたかひろ/太田侑弥/山崎学組の岡部自動車RX-7が表彰台登壇。
 ST-4クラスは松本玲二/伊藤真一/渋谷組のTUBEインテグラが予選クラス3位から優勝。クラスポールの谷川達也/松井孝充/河村直樹組のBOLD WORLDシビックは、ピットストップ時の作業違反により60秒のピットストップペナルティを科され、結果クラス2位、3位には市嶋樹/小幡栄組のSPOON S2000が予選クラス5番手からじわじわと追い上げて表彰台を獲得した。


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