レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

スーパーGTニュース

投稿日: 2014.02.25 00:00
更新日: 2018.02.16 21:55

SAMURAI、15年のSGT復帰目指す。3年で王座狙う


 レーシングドライバーの土屋武士が率いるレーシングガレージ、team SAMURAI。過去にJGTC/スーパーGTで多くの栄冠を獲得してきたつちやエンジニアリングを引き継ぐチームだが、代表を務める土屋は23日、サポーターたちが集まる『第1回サムライサポーターズ・ミーティング』を開催し、この場で2015年にスーパーGT300クラスに参戦する意志があると明らかにした。

 team SAMURAIは、『SAMURAI Team TSUCHIYA』として2010年〜11年にスーパーGT300クラスにポルシェ911 GT3 RSRで参戦。都筑晶裕と土屋のコンビで活躍していたが、12年以降、スーパーGTでは土屋のドライバーとしての活動に。チームはポルシェカレラカップやスーパー耐久等での活動を行っていた。

 昨今のスーパーGTは、つちやエンジニアリングが活躍していた頃と異なり、GT500クラスでは自動車メーカーのサポートがなければ参戦は厳しく、またGT300クラスでもFIA-GT3車両の増加でマシンバラエティやエントラントの増加にも繋がったものの、車両の性格から、いわゆるレーシングガレージがその技術力を活かして戦うという世界ではなくなってきている。しかし、そんなスーパーGTにteam SAMURAIは2015年に復帰すると土屋は宣言した。

「自分のドライバー人生の集大成として、3カ年計画を考えています。今年の活動の軸のひとつは、松井孝允を起用してのF4での活動。それと、まだ正式には決まっていないですけど、アジアン・ル・マンとマカオGTカップに昨年同様台湾のシリーズに出る計画を進めています」と土屋は"3カ年計画"の"1年目"を説明してくれた。